「futureshop(フューチャーショップ)」は、豊富なサポート実績とノウハウを持つSaaS型ECサイト構築プラットフォームです。様々な業種のECサイトが利用しており、ご利用中の5店舗に1店舗が年商1億円を突破しています。
ECサイト構築プラットフォームを決める際は、どのような機能が利用できるのか、メリットとデメリットを把握したうえで選ぶことが大切です。そこで今回は、futureshopの基本機能や料金などとともに、メリット、デメリットなどを詳しく解説します。
目次
SaaS型のECサイト構築プラットフォーム「futureshop」
SaaS型ECサイト構築プラットフォームのfutureshopは、2003年からECの成功に向けたシステムおよびサポートを提供しています。
2024年末時点での全店舗流通総額は2,052億円、利用店舗平均年商は8,739万円。サポート満足度93.5%と、利用者から高い評価を得ています。
futureshopは、CMS機能「commerce
creator(コマースクリエイター)」によってカスタマイズ性に優れたサイトデザインを実現できるほか、優良顧客に特典を提供するロイヤルティマーケティングに役立つ機能も豊富です。また、実店舗とECサイトの顧客統合によって、オムニチャネルにも対応することができます。さらに、連携できる外部システムも多く、高い柔軟性や拡張性も備えています。
futureshopの主な機能
続いては、futureshopの主な機能を見ていきましょう。ECサイトの構築だけでなく、集客や優良顧客化など、売上向上を支援する機能を多く搭載しています。
ECサイト構築
ECサイトのデザインカスタマイズ性とサイト運用の更新性を兼ね備えたCMS機能、commerce creatorをはじめ、ECサイト構築に欠かせない機能がそろっています。スマートフォンに対応したECサイトの構築も可能です。
ECサイト運用、管理
商品管理機能や受注管理機能、予約販売機能、割引設定といったECサイトの運用および管理に必要な機能のほか、アクセス解析機能やレポート分析機能が利用できます。ECサイトの運用状況を把握することで、集客や売上の向上につながります。
優良顧客化
メールマガジン機能やポイント機能、レビュー機能、会員ステージ機能など、優良顧客化に効果的な機能を利用可能です。メールマガジン機能では、条件別に対象となる顧客を絞り込んで、より顧客に合うマーケティングを行うことができます。
集客プロモーション
クーポン発行機能やプロモーション連携機能といった、集客プロモーション機能が充実しています。商品をカートに入れた段階でサイトから離脱したユーザーに対して、画像付きでリマインドするオプションサービス「futureCartRecovery」を利用可能です。
O2O、オムニチャネル
O2Oやオムニチャネルに役立つ機能を搭載しています。実店舗在庫表示機能や店舗受取オプションなどを利用し、ECサイトと実店舗を連携させることが可能です。
外部連携
集客やレコメンド、越境ECなどの「フロントオフィス系」と、決済代行およびID連携などの「バックオフィス系」それぞれにおいて、各種外部サービスとの連携が可能です。
ECサイト側をカスタマイズすることなく外部サービスと連携できるため、ECサイトの運営に注力することができます。
futureshopの料金プラン
futureshopには、「Standardプラン」と「Goldプラン」の2種類のプランがあります。それぞれどのようなプランなのか、詳しく見ていきましょう。
Standardプラン
Standardプランは、登録可能商品数やオプションを選択して、コストを抑えながらECサイトを運用開始できるプランです。プランは登録可能商品数別に5種類あり、commerce creatorの利用に応じて料金が異なります。
Standardプランの料金一覧
プラン名 | 50 | 500 | 2500 | 5000 | 10000 |
---|---|---|---|---|---|
登録可能商品数の上限 | 50商品まで | 500商品まで | 2,500商品まで | 5,000商品まで | 1万商品まで |
初期費用 | 2万2,000円 | 2万2,000円 | 2万7,000円 | 2万7,000円 | 5万2,000円 |
基本料金 月契約 半年契約 年間契約 |
2万4,000円 | 2万9,000円 | 3万4,000円 | 4万1,000円 | 5万7,000円 |
14万4,000円 | 17万4,000円 | 20万4,000円 | 24万6,000円 | 34万2,000円 | |
27万1,000円 | 32万6,000円 | 38万1,000円 | 45万8,000円 | 63万4,000円 | |
常時SSL | 標準搭載 | ||||
モバイル対応 | マルチデバイスに対応 | ||||
メールマガジン配信機能 | 標準搭載(月間40万通まで。超過1円/通) | ||||
デコメールマガジン配信機能 | 標準搭載(月間10万通まで。超過1円/通) | ||||
ドメイン取得および更新 | 無料 | ||||
ロイヤリティ | なし | ||||
最低利用期間 | 1ヶ月 | ||||
ポイント機能 | 月額1,500円 | ||||
クーポン発行機能 | 月額1,500円 | ||||
画像ホスティング機能 | なし | 月額3,500円 | 月額4,000円 | 月額5,000円 | 月額6,000円 |
入荷お知らせメール機能 | 月額1,000円(月間5万通まで。超過1通/1円) |
- ※アカウント発行月の月額費用は無料です。
- ※表示価格は全て税抜価格です。別途消費税がかかります。
Goldプラン
Goldプランは、30,000商品まで登録できる、より本格的にECサイトを運営したいEC事業者さま向けのプランです。ポイント機能やクーポン発行機能、画像ホスティング機能などのオプション機能も標準搭載されています。Standardプランと同様、commerce creatorの利用に応じて料金が異なります。
Goldプランの料金一覧
登録可能商品数 | 3万商品まで | ||||
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 5万2,000円 | ||||
基本料金 月契約 半年契約 年間契約 |
8万9,000円 | ||||
53万4,000円 | |||||
99万5,000円 | |||||
常時SSL | 標準搭載 | ||||
モバイル対応 | マルチデバイスに対応 | ||||
メールマガジン配信機能 | 標準搭載(月間40万通まで。超過1円/通) | ||||
デコメールマガジン配信機能 | 標準搭載(月間10万通まで。超過1円/通) | ||||
データ転送際上限 |
月間2,500GBまで無料(超過28円/GB) ※futureshopからのインターネットデータ転送量 |
||||
ドメイン取得および更新 | 無料 | ||||
ロイヤリティ | なし | ||||
最低利用期間 | 1ヶ月 | ||||
ポイント機能 | 標準搭載 | ||||
クーポン発行機能 | 標準搭載 | ||||
画像ホスティング機能 | 標準搭載 | ||||
入荷お知らせメール機能 | 標準搭載(月間5万通まで。超過1円/通) |
- ※アカウント発行月の月額費用は無料です。
- ※表示価格は全て税抜価格です。別途消費税がかかります。
futureshopのメリットとデメリット
続いては、futureshopのメリットとデメリットを解説します。多くのメリットがある一方、デメリットも存在するため、事前に確認しておきましょう。
futureshopのメリット
futureshopのメリットとしては、ECサイトやブランドの優良顧客化に向けた機能が充実している点が挙げられます。デザインの自由度の高さや、外部サービスとの連携しやすさといったメリットもあります。
ECサイトやブランドの優良顧客化機能が豊富
基本的なECサイト運用管理機能に加えて、優良顧客化機能や集客プロモーション機能が充実しているというメリットがあります。条件別に対象会員を絞り込み、顧客に合わせたメールマガジンの送信やポイントの付与などを行うことができます。
デザインの自由度が高い
CMS機能commerce creatorを使い、CSSやJavaScriptで細部までデザインにこだわったECサイトが構築できるメリットがあります。デザインの自由度が高いため、ブランドイメージを重視するアパレル、コスメ系のECサイトや制作会社から支持されています。
多数の外部サービスと連携可能
Web接客や外部ID決済など、多数の外部サービスと連携できるメリットがあります。EC事業者さまとお客さまの双方にとって利用しやすいECサイトの構築が可能です。
機能の追加やバージョンアップを自動で実施
機能の追加やバージョンアップが自動で行われるため、常に最新の機能を利用できるメリットがあります。これにより、ECサイト構築やプロモーション活動に集中することができます。
経験豊富なECアドバイザーによる手厚いサポート
さまざまなECサイトをサポートしてきた実績があるため、長年のノウハウが蓄積されているというメリットがあります。経験豊富なECアドバイザーがサポートを行っているほか、直接相談できる説明会も開催されているため、ECサイト構築に慣れていないEC事業者さまも安心です。
futureshopのデメリット
futureshopは、初期費用やオプション追加によるコストが生じるほか、機能の追加、バージョンアップによって覚えることが多い点がデメリットといえそうです。
基本料金に加えて初期費用が生じる
いずれのプランも、基本料金とは別に初期費用が生じるというデメリットがあります。運用開始時のコストを抑えたい場合は注意が必要です。
仕様や使い方を覚えるのが大変
機能の追加やバージョンアップが行われるたびに、仕様や使い方を覚える必要があります。そのために時間を確保する必要があるため、デメリットとして把握しておきましょう。
オプションを追加するとコストが生じる可能性がある
Standardプランの場合、利便性を追求するためにはオプションを追加する必要があります。追加するオプションの数によっては、よりコストが生じます。
SBペイメントサービスが選ばれる理由
ECサイト構築サービスを利用するためには、決済システムが必要となります。futureshopを導入する際の決済代行会社は、豊富な決済を利用できるSBペイメントサービスにお任せください。
SBペイメントサービスは豊富な導入実績を持つ決済代行サービスで、「futureshop加盟店さま向け SBPSオプション」をご用意しています。初期費用なしで、クレジットカード決済やPayPay(オンライン決済)、d払い、キャリア決済の導入が可能です。さらに、「AI不正検知(フリープラン) for futureshop」や「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」といったクレジットカード決済の不正対策も無償でご利用いただけます。
ECサイトを開設する際は、futureshopをはじめ事業者さまのニーズに合わせたECカートをご提案いたしますので、ぜひSBペイメントサービスまでご相談ください。