オンライン決済

決済代行を利用するときの審査とは

近年クレジットカードをはじめキャッシュレス決済を行うお客さまが増加する中、ECサイトや実店舗を運営される事業者さまは、さまざまな決済手段の導入をご検討されているかと思います。以前「クレジットカード決済を導入するときの審査内容と準備」のコラムで、クレジットカード決済に絞った審査内容についてご紹介しましたが、今回は決済代行会社をご利用される際の審査に関するチェックポイントをご紹介いたします。

目次

決済代行とは

クレジットカード決済やコンビニ決済、キャリア決済など、決済手段を導入する際には、それぞれのサービスを提供している機関と契約する必要があります。
しかし、導入する決済手段が増えれば増えるほど、導入や管理の手間とコストが増し、EC事業者さまの大きな負担になりえます。
そうした手間をなくし、複数の決済手段の導入や管理を一本化するのが決済代行の役割です。EC事業者さまは複数の決済手段の契約から実際の運用に至るまで、基本的には決済代行会社とのやりとりのみで完結させることができます。複数の決済手段を導入ご検討のEC事業者さまに、おすすめです。
決済代行会社の選び方は「決済代行とは?決済代行サービスの仕組みとメリットを徹底解説」の記事をご参照ください。

▼決済代行会社について詳しく知りたい方はこちら

決済代行会社とは?サービスの仕組みとメリットを徹底解説

決済代行会社の仕組みや、EC事業者さまがご利用されるメリットを解説いたします。

決済代行利用時の審査までのフロー

決済代行を利用することで、複数の決済手段を導入する手間や、管理の手間を大きく軽減することができます。しかし、その利用に際しては審査があり、お申し込みを行えば誰でもすぐに使えるわけではありません。ここからは、決済代行会社が行う審査までのフローについて解説いたします。

まず、EC事業者さまは決済代行会社が用意したお申し込み書にご記入いただきご提出いただきます。その後決済代行会社は、EC事業者さまが希望する決済手段の提供を行っている決済機関に審査を依頼します。
決済機関ごとに審査内容や審査期間が異なり、お申し込みを行ってから1か月以上審査に時間を要す決済機関もありますので、決済手段の導入をお急ぎの場合は、早めにお申し込みされることをおすすめいたします。また、決済代行会社から審査基準や審査結果の理由は事業者さまにお伝えすることはできませんので、その点はご留意ください。

審査でチェックされるポイント

それでは、審査においてチェックされるポイントについて、代表的なものを紹介いたします。

ECサイトの有無

まず、決済手段の導入先であるECサイトの有無を確認します。ECサイトが公開前では決済機関にてサービス内容の確認ができないため審査を行うことができません。ただ、事業立ち上げ前でサイトが未公開の状況でも、決済機関によってはサービスサイトの内容が分かるような資料をご提出いただくことで審査を行うことができますので、審査前に決済代行会社に相談するようにしてください。

取扱商品やサービスの表記

ECサイトの有無だけでなく、取り扱っている商品やサービスの詳細もチェックの対象となります。取扱商材や業態は、審査内容やその後の決済手数料を決める上でも重要な要素となりますので、分かりやすく表記するようにしてください。また審査NGとなる可能性の高い業種・商品は下記をご参考ください。

審査NGとなる可能性の高い業種・商品

業種
  • アダルト
  • 結婚相談所
  • ギャンブル関連
  • 訪問販売
  • 出会い系サイト
  • 継続的役務(エステ・英会話教室など)
  • 公序良俗に反する業種
  • クラウドファンディング
  • 寄付
商品
  • 浄水器
  • 温水器
  • 呉服
  • 絵画
  • 羽毛布団
  • 医療器具
  • 教材
  • 毛皮
  • エステ関連商品
  • 会員権
  • 宝石
  • 消火器
  • 公序良俗に反するもの

カート機能の有無

ECサイトに決済手段をいれる上で重要なのが、決済機能の準備です。審査においても、決済を完了するまでの導線が用意されているかは確認の対象となりますので、実画面が出来上がっていない場合は、画面遷移図などで審査が可能かを決済代行会社へ事前に確認してください。

特定商取引法に基づく表記

取り扱っている商品やサービスにかかわらず、何らかのオンライン決済を導入する場合、「特定商取引法に基づく表記」を記載しなければなりません。記載されているページのURL、もしくは画面キャプチャ等をご準備ください。

▼特定商取引法に基づく表記について詳しく知りたい方はこちら

特定商取引法に基づく表記とは?必要な項目や書き方、罰則などを解説

特定商取引法の概要のほか、特定商取引法に基づく表記の項目や書き方、違反した場合の罰則などについてご説明します。

経営実績

事業そのものの経営実績も、審査においてチェックされやすいポイントです。特にECサイトの場合、お客さまとEC事業者さまが直接対面することがなく、トラブルが起きやすくなります。それだけ審査も厳格に行われ、立ち上げたばかりの事業やECサイトで申請しても、審査に通りにくいことがあります。その場合は、まず実店舗での実績を積むなど、事業の信頼性を向上させることも重要です。

SBペイメントサービスが選ばれる理由

当社は2011年にVisa、MasterCard、2015年にUnionPay(銀聯)の国際ブランドライセンスを取得し「アクワイアラ」というカード会社の立場として、事業者さまや他の決済代行事業者さまの包括加盟店審査を行っております。
審査から決済サービスのご提供までをワンストップで行えますので、決済を含めた新規ビジネスの展開も柔軟にご支援させていただきます。

決済導入をご検討中のEC事業者さまは、ぜひ一度当社へお問い合わせください。

▼SBペイメントサービスのオンライン決済サービスの導入の流れについて詳しく知りたい方はこちら

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