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【調査結果】クレジットカード決済に関する利用者の意識調査と決済手段の選び方

ECサイトを運営するにあたって、多くの支払い方法を用意することは、取引単価の上昇や購買層の拡大を図るために非常に効果的です。多くの場合、現金以外の支払い方法と聞いてイメージするのは「クレジットカード決済」ではないでしょうか。最初に導入を検討する支払い方法として、クレジットカード決済を選択するEC事業者さまも少なくありません。

では、実際のお客さまはどのような決済手段をメインに使っているのでしょうか。当コラムでは、ECサイトを利用するお客さまに対し、ファッションや化粧品、食料品などを購入する「物販」、電子書籍や動画、ゲームやアプリを購入する「デジタルコンテンツ」に分けて、どのような支払い方法を選択するかをアンケートしました。同時に、希望の支払い方法が選択できなかった場合についても調査し、まとめています。今後の決済方法導入の参考にしてみてください。

目次

【物販】最もご利用になる支払い方法は?

1年以内にECサイトで物販を利用したことがある1,986名を対象に、支払い方法についてアンケートを実施しました。その結果として、次のようなデータが得られました。


※集計期間:2018年11月12日~11月19日


Q.洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売しているネットショップで最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

クレジットカード決済を利用するという方が、大多数の79.1%を占める結果になりました。次いで、コンビニ決済が6.6%、キャリア決済が2.9%となっており、クレジットカード決済を利用する方の割合が、その他の支払い方法と比べて非常に高いことがわかります。

クレジットカード決済を利用するおもな理由を聞いてみました。

  • ・他のシーンでもよく使う支払い方法であり、クレジットカードのポイントを貯めることができてお得だから。(39歳/男性)
  • ・他の方法だと払い込みに行かないといけなかったり、手数料が必要だったりして、面倒だから。(54歳/男性)
  • ・カード明細で購入記録が確認でき、収支の管理がしやすくなるから。(67歳/女性)
  • ・一度登録すれば、また同じサイトで購入するときに入力する手間が省けて便利だから。(19歳/女性)

クレジットカードの利点として、手間の削減、お金の管理のしやすさ、ポイント付与などが選ばれる理由となっているようです。

そのほかにも、「セキュリティの面で安心」「積極的なクレジットカード利用でゴールドカードを目指したい」「後払いなのがうれしい」といった意見も見られました。

最も利用する支払い方法を男女別に分けた場合

先程のアンケート結果をそれぞれ男女別に分けたデータを見てみましょう。


Q.洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売しているネットショップで最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

よく利用する支払い方法であるクレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済の数値には、男女であまり大きな差はありません。ただし、男性では代引きの数値が少々高く、それに対して女性は後払いの数値が高いという結果が出ています。

最も利用する支払い方法を年齢別に分けた場合

男女別・年齢別でデータを分けてみると、以下のような結果となりました。


Q.洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売しているネットショップで最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

どの年齢層でも、希望する支払い方法はクレジットカード決済が多いですが、10~20代はクレジットカード決済以外の利用割合が多く、決済手段が多様化していることがわかります。加えて、特に10代の方は、コンビニ決済を利用する理由として、「クレジットカードを持っていないから」という理由を挙げる方も少なくありませんでした。

以上のデータから、クレジットカード決済は最も利用される決済方法として間違いありません。しかし、10~20代の若年層は、クレジットカードを持っていない方が多く、他の年齢層と比べると利用率が低いことが分かります。
若年層をメインのターゲットとする場合は、クレジットカード決済を導入しつつ、その他の方法も用意しておいたほうがいいでしょう。

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【デジタルコンテンツ】最もご利用になる支払い方法は?

1年以内に電子書籍や動画、ゲームやアプリといった、デジタルコンテンツの購入履歴がある1,173名に、利用する支払い方法についてアンケートを実施しました。


※集計期間:2018年11月12日~11月19日


Q.電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費などのデジタルコンテンツの代金支払時に、最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

回答の上位は物販のアンケート結果とあまり変化はなく、利用する支払い方法はクレジットカード決済76.2%、コンビニ決済8.0%、キャリア決済4.8%となっています。物販サイトと比較してもクレジットカード決済の利用割合が高いことが分かります。

デジタルコンテンツの購入にクレジットカード決済を利用する理由としては、以下のような意見が見られました。

  • ・クレジットカード決済をいつも利用していて、慣れているから。(46歳/男性)
  • ・お金を下ろす必要がなく、手間がかからないから。(26歳/女性)
  • ・クレジットカードを使えばポイントが貯まるので。(41歳/女性)
  • ・明細が確認でき、家計の管理がしやすいから。(24歳/女性)
  • ・セキュリティが担保されており、安心。(38歳/男性)

物販サイトと同様にクレジットカードの利点として、手間の削減、お金の管理のしやすさ、ポイント付与などが選ばれる理由となっています。

デジタルコンテンツの購入で利用する支払い方法を男女別に分けた場合

次に、先程のデータを男女別に分けたグラフを見てみましょう。

Q.電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費などのデジタルコンテンツの代金支払時に、最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

順位そのものに男女差はありませんでしたが、女性は「コンビニ決済」の割合が高く、男性は「プリペイドカード決済」の割合が高いという結果が出ました。

デジタルコンテンツの購入で利用する支払い方法を年齢別に分けた場合

男女別のデータをさらに年齢別で分けると、以下のような数値となりました。

Q.電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費などのデジタルコンテンツの代金支払時に、最もご利用になる支払方法はなんですか?(単一選択)

特に若年層でクレジットカード決済の利用率が低いことは物販と同様ですが、コンビニ決済の割合の高さが物販よりも顕著であることが分かりました。
比較的新しいサービスが中心となるデジタルコンテンツは、若年層のお客さまが多くなることが予測されますので、クレジットカード決済とコンビニ決済の両方を準備するなど、物販に比べると決済方法の多様化をより推進していくべきといえそうです。

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【物販】【デジタルコンテンツ】よくご利用になる支払い方法がない場合は?

ここからは、もしも仮に自分が使いたいと思っていた支払い方法が選べない場合、お客さまがどのような動きをするのかについて見ていきましょう。

物販サイトでの利用、及びデジタルコンテンツサイトでの利用それぞれについてアンケート調査を行い、以下のような結果が出ています。

【物販】
Q.商品を買おうとした際に、よくご利用になる支払方法がない場合はどうしますか?
(単一選択、回答者数1,986人)

【デジタルコンテンツ】
Q.デジタルコンテンツの代金支払時に、よくご利用になる支払方法がない場合はどうしますか?
(単一選択、回答者数1,173人)

希望の決済手段が選べなかった場合、性別で多少の差はありますが、物販、デジタルコンテンツ共に約半分が別のサイトで購入すると回答しています。サイト側から提示された別の支払い方法を選択する人は、少数派であることがわかります。

つまり、希望の決済手段がない場合、半分以上のユーザーが離脱してしまうということになります。
物販でも、デジタルコンテンツでも、多くの方がクレジットカード決済を利用することが分かっていますので、まずはクレジットカード決済を導入することが大切なことが分かります。また、決済手段を拡充することで、クレジットカード決済を主で使用しないユーザー層の離脱を防ぐことができます。
事業者さまにとって、ユーザー層に合った決済手段を導入することが重要であることが分かります。

クレジットカード決済は必須条件!その他の決済方法は商材やターゲットに合わせて

さまざまな条件で支払い方法に関するアンケートを行い、その結果を見てきました。その結果から、決済方法として第一優先で導入すべきは、クレジットカード決済であるといえるでしょう。どのアンケートでも、クレジットカード決済を利用しているお客さまの割合は非常に高く、これがあるのとないのとでは、売上にも大きな影響を与えることが予想されます。

それ以外の支払い方法については、男性のほうがプリペイドカード決済、代引きを利用する割合が少し高く、女性のほうが後払い決済、コンビニ決済を利用する割合が少し高いなど、男女で差も見られます。10代は男女ともにキャリア決済、コンビニ決済の利用者が多いといった、年齢層でも違いが見られました。
ご自身のECサイトがメインとするターゲットは誰なのか、扱う商材はどのようなものなのかという情報を複合的に判断し、最適な決済方法を選択することが重要となるでしょう。

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