ネット通販やデジタルコンテンツの普及で、老若男女問わず多くの人がインターネット決済を利用するようになりました。ECサイトを運営する上で、どの支払い方法がよく利用されているのかを知ることは重要です。
そこで、どの決済手段が最も使用されているのかを調査するために、当社でアンケート調査を実施しました。アンケート結果を基に、利用されている決済手段をランキング形式でご紹介いたします。
オンライン向け決済
「決済手段が限られている」「利用されやすい決済がわからない」そんな悩みはありませんか?
SBペイメントサービスでは、オンライン決済サービスの機能紹介に加え、ユーザーがよく利用する決済手段に関する調査結果をまとめた資料をご用意しました。
目次
通販サイトのアンケート結果
ファッションや化粧品、食料品、衣料品などを扱う通販サイトで、最も利用されている決済手段は何でしょうか。その結果を見ていきましょう。
・アンケート調査概要
回答者:2,455人(男性:1,217人/女性:1,238人)
男女比:女性50.4% 男性49.6%
年代:10〜60代以上
実施期間:2025年5月21日~2025年6月5日
最も利用する決済手段 男女別の過去推移

最も利用する決済手段 男女別

よく利用する決済手段 商材別

1位 クレジットカード決済(52.9%)
1位はクレジットカード決済です。利用率は年々スマホ決済などに押されて減少傾向にあるものの、直近の調査でも男女ともに50%以上が利用していると回答しており、依然として首位を維持しています。
では、ユーザーはどのような理由でクレジットカード決済をよく利用しているのでしょうか。アンケート回答を紹介します。
クレジットカード決済を最も利用する理由
- ・クレジットカードに付随しているマイレージを貯めたいから(50代・男性)
- ・利便性が高く、安心して利用できる支払い方法だから(10代・男性)
- ・一度カード登録をすれば、ネットショップ内で同じ情報にて支払いができ、アプリに遷移したりする手間が省けるから(30代・女性)
- ・金額が高いものはクレジットカード決済で支払うようにしているから(50代・男性)
クレジットカード決済のメリットとして、ポイントが貯まることと手数料がかからないことがよく挙げられます。また、簡単で使い慣れているといった意見も見られました。
クレジットカード決済は多くのECサイトで導入されており、ユーザーメリットも大きいため、新しいECサイトに決済を導入する場合には、まずは最優先で検討されることをおすすめいたします。
クレジットカード決済について詳しくはこちら
2位 PayPay(15.5%)
2位はPayPayです。1位のクレジットカード決済の利用は年々減少しておりますが、代わりにPayPayが伸長しています。商材別では、購入単価が高い家具や生活家電などはクレジットカード決済の利用が目立ちますが、日用品や食品などの比較的購入単価が低い商材ではPayPayの利用も20%以上と高い割合となっています。
PayPayを最も利用する理由
- ・事前にチャージをしておくと楽に決済できるから(30代・女性)
- ・普段使ってる決済の中で一番色んなサイトで使えるから(10代・女性)
- ・人気があり、ポイントも貯まりやすくお値打ちに購入できるクーポンも多数あるから(40代・男性)
- ・キャンペーンをしていることが多いから(50代・男性)
PayPayが選ばれる理由としては、「使えるお店が多く、どのサイトでも対応しているから」「キャンペーンやポイント還元が充実していてお得」「送金機能やチャージ機能が便利」といった実用性と経済的メリットの両立が挙げられます。
PayPay(オンライン決済)について詳しくはこちら
3位 楽天ペイ(4.0%)
3位の楽天ペイは、2位のPayPayと同様、ここ数年で利用者数を伸ばしており、特に楽天グループのサービス利用者を中心に支持を集めています。
楽天ペイを最も利用する理由
- ・楽天グループのサービスを使用しており、ポイント還元率が高いため(30代・女性)
- ・1番良く使用する楽天市場での買い物がしやすいから(40代・女性)
- ・ポイント還元率が高く、利用し慣れているから(60代以上・女性)
楽天ペイは、利便性とお得感を重視するユーザー層の支持が目立ちます。ポイント還元が得られる点が大きな魅力となっており、楽天ユーザーにとっては最も使い勝手の良い決済手段として定着しつつあるのでしょう。
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4位 コンビニ決済(3.1%)
4位はコンビニ決済です。2018年の利用率は6.6%でしたが、2025年では3.1%に減少しています。コンビニ決済は女性の利用者が多く、男性は2.9%、女性は3.3%が利用している結果となりました。商材別の購入結果では、衣服や日用品などの購入時にコンビニ決済を利用される方が多い傾向にあります。
コンビニ決済を最も利用する理由
- ・近場にコンビニがあり、現金払いを好むため(10代・女性)
- ・カードなどの番号を残したくないから(50代・女性)
- ・商品到着後の支払いができ、支払方法が簡単だから(60代以上・男性)
コンビニ決済は、自分の好きなタイミングでコンビニエンスストアで支払いを済ませられるという点が評価されています。クレジットカードを所有していない層や、インターネット上でクレジットカード情報を入力することに不安のあるお客さまはコンビニ決済を積極的に選んでいるようです。
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5位 d払い(キャリア決済)(2.8%)
5位はd払い(キャリア決済)です。男性の利用者が多く、男性は3.1%、女性は2.6%が利用しています。全体ではクレジットカード決済、PayPay、楽天ペイに次いで4位ですが、商材別に見るとほかの商材に比べて日用品や食品・飲料といった日常消費において特によく利用されている決済手段となっています。
d払い(キャリア決済)を最も利用する理由
- ・利用できるネットショッピングサイトが多いため(20代・男性)
- ・ドコモユーザーでポイントが貯まりやすいため(40代・女性)
- ・ドコモ経済圏を利用しており、手軽に利用できてポイントもつくから(50代・女性)
d払いは、クレジットカードを持っていなくても利用できる手軽さが魅力です。さらに、通信料金と一緒に請求されるため、支出管理がシンプルになる点も利用者から評価されています。加えて、ドコモのポイントを日常的に貯めているユーザーにとっては、ポイントを効率的に活用できる手段としてd払いを選ぶケースが多いと考えられます。
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デジタルコンテンツ・サービスのアンケート結果
電子書籍や動画視聴サービス、ゲームなどのデジタルコンテンツやチケット、フードデリバリーなどのサービスを扱うサイトで最も利用されている決済手段は何でしょうか。
・アンケート調査概要
回答者:1,857名
男女比:女性50.1% 男性49.9%
年代:10〜60代以上
集計期間:2025年5月21日~2025年6月5日
最も利用する決済手段 男女別の過去推移

最も利用する決済手段 男女別

最も利用する決済手段 男性・年代別

最も利用する決済手段 女性・年代別

よく利用する決済手段 デジタルコンテンツ商材別

よく利用する決済手段 サービス商材別

1位 クレジットカード決済(46.2%)
1位は通販サイトと同様、クレジットカード決済です。若年層のクレジットカード所有率の低さも一因と考えられますが、年々クレジットカードの利用割合は減っています。デジタルコンテンツに関しては、クレジットカード決済以外にも複数決済手段を導入すべきと考えられます。
クレジットカード決済を最も利用する理由
- ・幅広い支払いに適応しており使い勝手が良く、安心と信頼性があるから(10代・男性)
- ・一度支払い方法として登録しており、履歴から簡単に決済できるから(40代・女性)
- ・QRコード決済を使用したいが、クレジットカード決済しか対応していないショップがほとんどだから(60代以上・男性)
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2位 PayPay(18.1%)
2位はPayPayです。通販サイトの利用者と同様に年々増加しています。年代別に見ると、10代では特に利用率が高く、男性で32.3%、女性では実に59.3%がPayPayを利用しており、もっとも支持される決済手段となっています。一方で20代以降になるとクレジットカード決済が1位となっており、世代ごとに明確な違いが存在します。
PayPayを最も利用する理由
- ・よく使う電子書籍サイトで還元率が高く、ポイントが多くもらえるため(50代・女性)
- ・使える店舗やサイトが多く、お得に購入できる頻度が高いから(40代・男性)
クレジットカードを持ちにくい10代を中心とした若年層において、PayPayは利便性と利用シーンの広さから強い存在感を発揮しています。特に電子書籍や漫画、デジタルコンテンツの購入では相性が良く、事業者さまにとっては 若年層を取り込むための必須決済手段といえるでしょう。
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3位 楽天ペイ(4.0%)
3位は楽天ペイです。最も利用する決済手段としては、男性では3.9%で4位、女性では4.1%で3位になっています。年代別に見ると、男性は20代以上で上位に入っており、女性では20代・30代・50代で3位にランクインするなど、幅広い世代に浸透しています。
楽天ペイを最も利用する理由
- ・楽天ポイントを貯めているから(40代・男性)
- ・カード決済時にカード番号の入力がなく、楽なため(50代・男性)
楽天ペイは、楽天経済圏に親和性の高いユーザーを中心に支持されている決済手段といえます。事業者さまにとっては、楽天市場をはじめとする楽天サービスを利用する顧客層を取り込むために効果的であり、特にポイント還元や利便性を訴求したい場合に導入メリットが大きいでしょう。
楽天ペイ(オンライン決済)について詳しくはこちら
4位 d払い(キャリア決済)(3.6%)
4位はd払い(キャリア決済)です。最も利用する決済手段としては、男性では3位、女性では4位に入っています。男女共に10代の利用者が少ないですが、20代以降は年代によって楽天ペイと前後で並ぶことが多い結果となっています。
d払い(キャリア決済)を最も利用する理由
- ・dポイントをたくさん持っていて、それで支払いができるから(20代・男性)
- ・ずっとドコモを利用しており、手軽で便利なため。セキュリティもしっかりしているため(50代・女性)
事業者さまにとっては、こうした利用動向を踏まえた決済手段の導入が重要になります。クレジットカード決済やPayPay、楽天ペイといった定番の決済手段に加えて、d払い(キャリア決済)を選択肢として提供することで、キャリア決済を日常的に使う層を取り込みやすくなります。特に、ドコモユーザーを中心にポイント利用や請求一体型の利便性を重視する顧客が一定数存在するため、導入は顧客満足度や購買頻度の向上につながる可能性が高いでしょう。
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5位 au PAY(1.9%)
5位はau PAYでした。他のQRコード決済に比べると過去推移からも利用の伸び率は大きくはないものの、auユーザーが好んで利用するため安定した利用推移となっていました。
au PAYを最も利用する理由
- ・auユーザーで便利だから(40代・女性)
- ・ポイントが貯まりやすいから(50代・女性)
au PAYは決済手段全体の中では存在感が大きくはないものの、auユーザーにとってはお得感や利便性を感じてもらいやすい決済手段です。事業者さまにとっては、メイン決済としてではなく「補完的な選択肢」として提供することで、顧客満足度や購買頻度の向上につながる可能性があります。
自社の商材・顧客層に合う決済手段の導入を
通販サイトとデジタルコンテンツ・サービスともに、クレジットカード決済が圧倒的な利用率を誇る結果となりましたが、PayPayや楽天ペイなどQRコード決済の存在感も目立っていました。
また性別や年代によって好んで利用する決済手段が異なるため、事業者さまは自社の商材と顧客層を考慮し決済手段を導入することをおすすめいたします。
SBペイメントサービスが選ばれる理由
当社では、EC事業者さまにも、実店舗の事業者さまにも、ビジネスに合わせてご導入いただける決済手段を豊富にご提供しております。複数の決済をまとめてご契約いただけるため、事業者さまが決済サービスごとに契約を結ばれるよりも、当社をご利用いただくことで大幅に手間を省くことが可能です。また、当社が決済処理や入金手続きを代行いたしますので、ビジネスの運用に集中していただけます。
ご導入を検討なさっている事業者さまは、ぜひ一度お問い合わせください。
また今回解説した消費者アンケートの全結果は、以下のページからダウンロードできます。ECサイトに導入する決済サービスでお悩みの方は、ぜひご確認ください。
ネットショップ購入時の決済手段に関する調査
デジタルコンテンツ・サービス支払い時の決済手段に関する調査
よくあるご質問
- Q.
- 日本で最も使われているネットショッピングの決済手段は何?
- A.
- SBペイメントサービスの調査では、ネットショッピング(通販サイトやデジタルコンテンツ・サービスの購入)において日本で最も使われている決済手段は「クレジットカード決済」でした。その理由としては、即時決済が可能である利便性、分割払いやリボ払いといった多様な支払い方法への対応、さらにポイント還元や付帯サービスといった特典の充実が挙げられます。ただし、その利用率は過去の調査から減少傾向にあり、ここ数年で「PayPay」が大きくシェアを伸ばしています。
- Q.
- ネットショッピングで導入する決済手段はどう選ぶ?
- A.
- 自社の商材・サービスとの相性、顧客層との相性の両方を考慮する必要があります。高額商品にはクレジットカード決済、若年層向けにはPayPay・キャリア決済が効果的です。詳しくはこちらをご覧ください。
- Q.
- ネットショッピングの決済手段は複数導入する方が良い?
- A.
- 利用したい決済手段が使えないと、購入を諦めて離脱するユーザーもいます。多様な顧客ニーズに応えるためには、できるだけ多くの決済手段に対応することが、機会損失を防ぐカギとなります。
その他のご不明点はFAQ よくあるご質問をご確認ください。
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