決済代行の乗り換えガイド|見直すべきタイミング、メリットと注意点

決済代行サービスの乗り換えは、「決済手数料が高い」「対応できる決済手段が少ない」「サポート体制に不満がある」などの課題が生じたときに行うのが効果的です。

決済代行サービスは、一度導入すると変更が難しいイメージがありますが、適切なタイミングで乗り換えることで、コスト削減や売上向上、業務効率化などの効果が期待できます。当コラムでは、決済代行サービスの乗り換えを検討すべきタイミングやメリット、具体的な手順と注意点についてわかりやすく解説いたします。

オンライン向け決済

「決済手段が限られている」「利用されやすい決済がわからない」そんな悩みはありませんか?
SBペイメントサービスでは、オンライン決済サービスの機能紹介に加え、ユーザーがよく利用する決済手段に関する調査結果をまとめた資料をご用意しました。

オンライン決済の導入検討に役立つ資料の無料ダウンロードはこちら

オンライン決済の導入検討に役立つ資料の無料ダウンロードはこちら

目次

決済代行サービスの乗り換えを検討すべきタイミング

次のような課題が生じたときが、決済代行サービスの乗り換えに最適なタイミングです。

  • 決済手数料が高く利益を圧迫
  • 対応している決済手段の不足
  • 決済システムの機能性や安定性の課題
  • セキュリティや不正利用対策が不十分
  • サポート体制や対応への不満

決済手数料が高く利益を圧迫

決済代行サービスの利用には、次のようなコストがかかります。

  • 初期費用
  • 月額料金
  • 決済手数料
  • 決済サービス利用料
  • トランザクション費用

決済手数料は決済手段・金額によって変動し、売上が増えるほど負担額も大きくなるため、事業規模が大きい場合は利益を圧迫する要因になることがあります。利益率が低い場合は、手数料のバランスを考慮して乗り換えを検討すると良いでしょう。決済代行サービスにかかる手数料の種類や相場については、以下の記事で詳しく説明しております。

決済代行の手数料とは?費用や決済代行サービスの選び方を解説

対応している決済手段の不足

キャッシュレス決済の普及に伴い、お客さまの決済ニーズは次のように多様化が進んでいます。

  • クレジットカード決済
  • QRコード決済
  • キャリア決済
  • コンビニ決済
  • 後払い決済(BNPL)
  • 電子マネー決済

決済代行サービスが対応している決済手段が少ない場合、お客さまが離脱してしまう可能性が高まります。当社SBペイメントサービスが実施した調査によると、男女ともに6割以上が離脱し、全体の5割近い購買意欲が高い層が競合他社に流出することが判明しました。(出典:SBペイメントサービス株式会社「ECサイトで物品、デジタルコンテンツ・サービスを支払う際の決済手段に関する調査」)

特に、若年層向けサービスを提供している事業者さまや、競合他社が対応している決済手段が幅広い場合は、売上に直結する要素になりやすいため、決済代行サービスへの乗り換えを検討してみましょう。なお、ECサイトで人気の決済手段については、以下の記事で詳しく説明しております。

【最新版】ネットショップで人気の決済手段ランキング

決済システムの機能性や安定性の課題

現在の決済代行システムで以下のような課題が生じている場合は、乗り換えを検討してみる価値があります。

  • 売上データの管理画面がわかりづらい
  • 複数店舗・複数サービスの管理に手間がかかる
  • 決済状況の確認に時間がかかる
  • 必要なレポートやデータを取得しづらい
  • 大規模トランザクション発生時に動作が不安定になる

事業の成長に伴ってお客さまの決済件数が増えると、管理画面の使いやすさやシステムの安定性が業務効率に大きく影響します。

セキュリティや不正利用対策が不十分

近年はクレジットカードの不正利用や情報漏えいなどの被害が増え、決済代行のセキュリティ対策の重要性が増しています。万が一、不正利用や情報漏えいが発生した場合、金銭的な損失はもちろん、事業者さまの信頼やブランドイメージが失墜しかねません。

現在の決済代行サービスが、次のようなセキュリティ対策を厳格に適用していない場合や、より高度な不正利用対策を導入したい場合は、乗り換えを検討してみましょう。

  • PCI DSSへの準拠
  • EMV 3-Dセキュア対応
  • トークン化(トークナイゼーション)
  • SSL/TLSによる通信の暗号化
  • 不正利用対策

決済代行サービスのセキュリティ対策の種類や仕組みについては、以下の記事で詳しく説明しております。

決済代行のセキュリティは安全?主な対策と不正利用防止の仕組み

サポート体制や運用面への不満

決済システムは事業運営に直結するため、サポート体制や運用面で次のような不満が生じないことが重要です。

  • 問い合わせへの回答が不明瞭
  • トラブル発生時の対応が遅い
  • 導入後のフォローが不足している
  • 入金日が遅いもしくは入金サイクルの選択肢が少ない

トラブル発生時の対応が遅い場合、売上機会の損失につながるリスクがあります。特にECサイトやサブスクリプションサービスでは、決済トラブルが売上減少や顧客離脱に直結するケースが多いです。

決済代行サービスを乗り換えるメリット

事業者さまの事業規模やお客さまのニーズに合った決済代行サービスに乗り換えることで、次のようなメリットが期待できます。

  • 利益率の改善
  • 顧客満足度の向上
  • 業務効率化や省力化
  • 将来的な事業拡大に対応可能

利益率の改善

決済代行サービスごとに、決済手数料や月額費用などの料金体系が異なります。取引規模や決済手段に適したものに乗り換えることで、決済コストを削減できるでしょう。売上規模が大きい事業者さまほど、わずかな手数料の差が利益率に与える影響が大きくなります。

顧客満足度の向上

クレジットカード以外の多様な決済手段に対応することで、お客さまは自分に合った支払い方法を選択できます。また、決済画面の操作性やセキュリティ対策が優れたサービスを導入することで、お客さまの利便性や安心感が高まります。こうした変化により、顧客満足度やリピート率が向上し、売上拡大につながるでしょう。

業務効率化や省力化

管理画面や各種機能が扱いやすい決済代行サービスに乗り換えることで、次のような効果が期待できます。

  • 売上データを一元管理できる
  • 決済状況をリアルタイムで確認できる
  • 複数店舗や複数サービスをまとめて管理できる
  • 入金管理の手間を削減できる

決済の管理業務を効率化できるため、運用担当者の負担軽減に加えて、属人化や人為的ミスの防止にもつながります。

将来的な事業拡大に対応可能

将来的な事業拡大を見据えて、拡張性の高い決済代行サービスに乗り換えておくと、次のような場合にも対応しやすくなります。

  • 新しい販売チャネルを展開したい
  • サブスクリプションサービスを開始したい
  • 海外顧客向けに販売したい
  • グループ会社や複数ブランドを管理したい

機能性や柔軟性に優れた決済代行サービスを選ぶことで、事業数や店舗数の拡大フェーズに入っても、すべてのチャネルの決済をひとつの決済代行サービスで管理できます。

決済代行サービスを乗り換える際の注意点

決済代行サービスを乗り換える際は、次のポイントに注意しましょう。

  • クレジットカード情報を引き継げない可能性
  • 現在のカートシステムに対応していない可能性
  • 既存システムの改修作業が必要になる可能性

クレジットカード情報を引き継げない可能性

現在登録されているお客さまのクレジットカード情報を、新しい決済代行サービスに引き継ぐことができない可能性があります。サブスクリプションサービスを運営している場合は、継続課金時に決済が失敗するおそれがあるため、事前告知を丁寧に行うなどのフォロー体制が必須です。ただし、決済代行サービス同士でクレジットカード情報を移行できるケースもあるため、まずは現在利用中の決済代行サービスと乗り換え先へ相談してみましょう。

現在のカートシステムに対応していない可能性

乗り換え先の決済代行サービスが、現在利用中のカートシステムに対応していない場合は、導入までに追加コストや時間がかかる可能性があります。決済代行サービスによって連携できるカートシステムが異なるため、現在のカートシステムを継続利用できるものを選ぶことが重要です。

既存システムの改修作業が必要になる可能性

独自開発のECサイトや業務システムを利用している場合、乗り換え先の決済代行サービスとの連携時に、次のような改修作業が必要になるケースがあります。

  • 決済画面の変更
  • API連携の再構築
  • システム設定の変更
  • 管理運用の見直し
  • デバッグや動作検証

システム改修には時間やコストがかかるため、導入検討時にスケジュールも含めてシミュレーションを重ねておきましょう。

決済代行サービスを乗り換える手順

決済代行サービスの乗り換えは、次のような手順で進めることが重要です。

  1. 現在の課題点を整理
  2. 乗り換え先を比較・選定
  3. 移行方法・スケジュールを確認
  4. 申し込み・導入・切り替え

なお、決済代行サービスの乗り換えには1か月~数か月程度の期間を要するため、余裕を持ったスケジュールを組んで進めてください。

ステップ1:現在の課題点を整理

まずは、現在の決済代行サービスに対する不満点や改善したい点を洗い出します。

  • 決済コストが高い
  • 対応している決済手段が少ない
  • 入金サイクルが合わない
  • 管理画面が扱いにくい
  • 機能性や安定性に問題がある
  • セキュリティ対策に不安がある
  • サポート体制に不満がある

こうした課題を明確化したうえで、それを改善できる可能性の高い決済代行サービスを選びましょう。

ステップ2:乗り換え先を比較・選定

先ほど整理した課題点を解決できるかどうかを見極めるために、次の観点から複数の決済代行サービスを比較し、乗り換え先として最適なものを選定することが大切です。

  • 対応している決済手段
  • 初期費用や月額費用
  • 入金サイクルの選択肢
  • セキュリティ対策
  • 不正利用防止機能
  • 大規模トランザクション時の安定性
  • 対応しているカートシステムの数
  • 導入前後やトラブル発生時のサポート体制

ステップ3:移行方法・スケジュールを確認

乗り換え先の決済代行サービスへの移行方法やスケジュールについて、特に重要なポイントを確認しておきましょう。

  • クレジットカード情報の移行可否
  • 利用中のECカートやシステムとの連携可否
  • 現行サービスと新サービスの並行利用期間
  • 新サービスへの切替日
  • 旧サービスの解約タイミング

そのうえで、次のポイントを整理して決済代行サービスに問い合わせることで、乗り換えまでスムーズに進みやすくなります。

  • 業種・業態
  • 月間取引件数
  • 月間売上高
  • 導入したい決済手段
  • 希望の課金方式(都度課金・継続課金)
  • 現在利用している決済代行サービス
  • 乗り換えを検討している理由

ヒアリングの内容をもとに、切り替えに関する詳細なご提案や見積もりが行われ、ご利用予定の決済手段に応じた導入費用が提示されます。

ステップ4:申し込み・導入・切り替え

申込書や必要書類を準備して申し込み手続きを行うと、利用予定の決済手段やブランドについて最短2週間で審査が行われます。また、決済代行サービス側が数日~2週間程度で、事業者さま専用の決済システムを構築します。切り替え前に接続テストを繰り返し、問題がないかチェックしたうえで、万全の態勢で新サービスへの切り替えが行われます。切り替え成功後、旧サービスの停止・解約手続きを済ませることで、決済代行サービスの乗り換え完了です。

決済代行の乗り換え先としてSBペイメントサービスが選ばれる理由

前章までにご紹介した乗り換え時のポイントを踏まえ、当社SBペイメントサービスの決済代行サービスの特長をご紹介します。当社サービスは次のような理由から、幅広い業種・業態の事業者さまに選ばれています。

  • 豊富な決済手段に対応している
  • ソフトバンクのグループ企業としての信頼性と安定した運用基盤
  • 不正利用対策やセキュリティ機能が充実
  • 豊富な提携サービスにより柔軟に運用可能
  • 導入から運用までサポート体制が充実

豊富な決済手段に対応

SBペイメントサービスの決済代行サービスの大きな強みは、次のようなトータル40種類以上の決済ブランドに対応していることです。

  • クレジットカード決済
  • QRコード決済
  • キャリア決済
  • コンビニ決済
  • ウォレット決済
  • 後払い決済(BNPL)
  • 海外向け決済
  • その他決済

複数の決済手段をまとめて導入して管理できるため、お客さまの決済ニーズの変化にも対応しやすくなります。
SBペイメントサービスの対応可能な決済手段のラインナップについては、以下のページで詳しくご紹介しております。

ソフトバンクのグループ企業としての信頼性と安定した運用基盤

決済代行サービスは事業運営に直結するため、サービス提供企業の経営基盤の安定や信頼性も重要な選定基準となります。当社はソフトバンクグループの決済事業を担う企業として、2004年10月の設立以来、多くの事業者さまへ決済代行サービスを提供してきた実績があり、2025年度の取り扱い実績は年間11.4兆円、29億3,808万件です。

不正利用対策やセキュリティ機能が充実

近年ではクレジットカードの不正利用被害が増えているため、決済分野ではセキュリティ強度や不正利用対策の重要性が高まっています。SBペイメントサービスでは、次のような高度なセキュリティ対策を構築し、不正利用を防ぎやすい決済環境を提供しています。

こうした厳重に情報管理された体制により、当社サービスでは情報漏えい事故は一切発生していません。事業者さまだけでなく、お客さまも安心して決済できる環境づくりを支援いたします。

豊富な提携サービスにより柔軟に運用可能

SBペイメントサービスは、ECプラットフォームやカートシステム、サブスクリプション管理システムなどさまざまなサービスと提携しており、次のような多様な環境でスムーズな乗り換えが可能です。

  • Shopify
  • futureshop
  • ecforce
  • EBISUMART
  • W2 Commerce Repeat
  • aiship
  • サブスクストア
  • GMOクラウドEC
  • EC-CUBE
  • CS-Cart

さらに、EC事業の業務を支援する次のような周辺サービスも充実しています。

  • セキュリティ診断サービス
  • SSL証明書サービス
  • Web予約システム
  • BtoB受発注システム

導入から運用までサポート体制が充実

SBペイメントサービスでは、事業者さまの課題やニーズに応じた提案を行いながら、導入から運用まで充実したサポートやツールを提供します。

導入時は分からないことや不安が多いものですが、当社の経験豊富なサポート担当者がしっかりサポートし、接続テストや動作検証も行うため安心して乗り換えできます。運用開始後も、FAQや加盟店サポートを利用でき、加盟店さま向けダッシュボードで取引状況やリアルタイム分析なども可能です。

当社のサポート体制はHDI格付けベンチマークの「クオリティ格付け」にて、最高ランクの三つ星を獲得しております。

決済代行サービスの乗り換えをご検討中の事業者さまはSBペイメントサービスにご相談ください

決済代行サービスの乗り換えは、決済に関する課題を解決するための選択肢となります。特に利益率や決済手段、セキュリティ対策やサポート体制に課題がある場合は、乗り換えを検討すべきタイミングです。適切な決済代行サービスに乗り換えることで、コスト面・運用面の改善だけではなく、顧客満足度や業務効率の向上にもつながるでしょう。

SBペイメントサービスでは、幅広い決済手段や提携サービス、充実したセキュリティ対策やサポート体制により、安全性と利便性を両立した決済環境の構築を支援いたします。現在ご利用中の決済代行サービスから乗り換えをご検討中の事業者さまは、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q.
決済代行サービスを乗り換える際は何を比較すべき?
A.
決済手数料だけでなく、対応する決済手段や入金サイクル、セキュリティ対策やサポート体制などを総合的に比較しましょう。特にセキュリティ対策は、お客さまの安心感や事業者さまの信頼性に直結するため重要です。
Q.
決済代行会社を乗り換えると加盟店審査は再度必要?
A.
新しい決済代行サービスと契約する際は、基本的には加盟店審査が必要です。審査期間や必要書類は決済代行サービスによって異なるため、余裕を持って契約準備を進めましょう。
Q.
決済代行会社の乗り換えで決済を止めずに移行できる?
A.
新旧サービスを一定期間だけ並行運用することで、決済を停止することなく、もしくは最小限の停止時間で移行できるケースがあります。事前に切り替えスケジュールやシステム連携について確認しておきましょう。

その他のご不明点はFAQ よくあるご質問をご確認ください。

監修者情報

SBペイメントサービス編集部

SBペイメントサービスはソフトバンクのグループ企業として決済事業を担い、2004年に設立以降、幅広い業界の事業者さまに決済システムの導入を行っている。
当社のコラムでは、決済分野だけでなく、ECサイト運営やビジネスに役立つ情報を継続的に事業者さまに発信している。

ビジネスにあった
オンライン決済を一括導入

40種類以上の
決済ブランドに対応!

関連サービスのご紹介

  • オンライン決済サービス

    あらゆるビジネスやデバイスに対応し、
    安心でスムーズなオンライン決済体験を提供

    サービス情報を見る
  • 店舗向け決済サービス

    幅広い決済方法に対応し、店舗運営の
    スマート化へ貢献

    サービス情報を見る
  • 連携可能な
    ECカートパッケージ

    20種類以上のECカートに対応し、
    開発負担少なく決済導入が可能

    連携可能なシステムを見る

SBペイメントサービス
について


TOP