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継続課金システムとは?サブスクリプションビジネスで導入するメリット

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継続課金システムについて、サブスクリプションビジネスを運営されるEC事業者さまより多数お問い合わせいただくようになりました。 継続課金システムは、サブスクリプションビジネスやゲームの月額料金など、定期的な決済に不可欠で、昨今ではクレジットカード決済による継続課金が主流となっています。
当コラムでは、継続課金システムの基礎知識や種類のほか、決済代行会社を利用した導入方法とメリットについてご説明します。

目次

継続課金とは?

継続課金とは、お客さまから決済に必要な情報をお預かりして、定期的にご請求する課金方式です。お客さまの情報の管理に不安を感じる事業者さまもいらっしゃいますが、決済代行サービスを利用すれば重要なクレジットカード情報などを安全に管理することができます。継続課金にもいくつか種類があり、定額の課金や従量式の課金も該当します。

継続課金と都度課金の違い

継続課金は、お客さまが継続して費用を支払うことで商品やサービスを購入するというもので、一般的には月額使用料や会費登録料、定期購入などの決済に用いられます。前述のとおり、定額の課金や従量式の課金があります。継続課金が適しているのは、映像や音楽の配信サービスのほか、固定額のプロバイダ料や保険料、不動産の賃料、各種スクールの月額料、健康食品の定期購入などです。

継続課金とは別の課金方式のひとつに、都度課金があります。都度課金は、お客さまが商品やサービスを購入するたびに支払いが発生するものです。1回ごとの決済内容が異なる商品やサービス全般に適しており、実店舗とECサイトのどちらでも利用できます。
なお、都度課金は決済額が数百円など少額の場合は、決済代行会社によっては利用不可なことがあるため、商品やサービスによっては少額課金に対応できる決済代行会社を利用する必要があります。

継続課金が適しているビジネスモデル

継続課金が適しているビジネスモデルは多岐にわたり、主に月額会員制サービスや、継続利用が推奨される商品・サービスを提供する店舗またはECサイトでの導入が推奨されています。
継続課金が適している代表的なビジネスモデルとしては、以下のようなものが挙げられます。

継続課金が適しているビジネスモデル

  • ・オンラインゲームや映像・音楽を配信する定額制サービス
  • ・電子書籍・雑誌・コミックの定額配信サービス
  • ・定期購入が見込まれる健康食品
  • ・月額会員制のフィットネスジムや脱毛サロン、家電レンタルサービス
  • ・月謝を徴収する塾や英会話教室、音楽教室

継続課金を導入するメリット

EC事業者さまは継続課金に対応した決済手段を導入することで、業務効率化やお客さまの継続率アップ、利便性の向上などが期待できます。具体的にどのような効果が見込めるのかを見ていきましょう。

売上が安定する

継続課金による売上は、「お客さまの数×課金金額」で算出できます。毎月の売上が変動する都度課金よりも継続課金のほうがお客さまの継続率が向上し、安定的な売上を確保しやすい点が大きな魅力です。安定した売上を確保すれば先行投資がしやすくなり、よりお客さまにとって魅力的なサービスにアップデートすることもできます。そうすれば、お客さまの増加も期待できます。

未入金リスクが減る

継続課金を導入すれば、期日になると自動的に代金が引き落とされるので、未入金リスクを減らすことができます。未入金リスクが減れば、代金回収の負担も軽減されます。

事務作業が軽減する

都度課金の場合は、お客さまが支払いを行うたびに決済に関する事務作業を行う必要があります。しかし、継続課金の場合は、自動で決済処理が行われるため、決済に関する事務作業を軽減することが可能です。

お客さまの利便性が向上する

継続してサービス利用や商品購入を行う場合、都度課金に比べて継続課金は毎月自動で決済されるため、お客さまのお手を煩わせることがありません。
また、サブスクリプションビジネスなどの継続課金を導入するサービスは、都度商品やサービスを購入するよりも安価に設定されている場合があります。その場合は、お客さまの負担が少なくコストパフォーマンスが良いため利便性はさらに向上するでしょう。

▼サブスクリプションモデルについては、以下の記事で詳しく説明しております。


▼SBペイメントサービスの課金方式について詳しく知りたい方はこちら

クレジットカード決済の継続課金が選ばれる理由

クレジットカード決済を利用した継続課金以外に、お客さまに定期的にご請求する代表的な方法として、キャリア決済、ID決済、口座振替、払込票があります。それぞれのメリットとデメリットは以下のとおりです。
お客さまとEC事業者さまの両方にメリットがあるため、クレジットカード決済の継続課金が選ばれています。

クレジットカード決済の継続課金と、キャリア決済、ID決済、口座振替、払込票を比較すると、以下のような特徴があります。

クレジットカード決済の継続課金

クレジットカード決済の継続課金はEC事業者さまにとって、未回収リスクが低く決済処理の手間が少ないというメリットがあります。
お客さまにとっては、自動的に課金されるため支払いの手間が少ないというメリットがある一方で、クレジットカードの有効期限が切れている場合に支払えないというデメリットがあります。

キャリア決済

キャリア決済はEC事業者さまにとって、クレジットカードを持たないお客さまにもご利用いただけるというメリットがあります。デメリットとしては、決済手数料がクレジットカード決済よりも高い場合があることが挙げられます。
お客さまにとっては、クレジットカードを持っていなくても利用できるというメリットがある一方で、利用できる金額が年齢や携帯電話の契約期間によって異なるというデメリットがあります。

ID決済

ID決済はEC事業者さまにとって、カゴ落ちが防止できるというメリットがあります。デメリットとしては、ID決済を提供している企業と一社ずつ契約が必要であることが挙げられます。
お客さまにとっては、購入者情報の入力が不要というメリットがある一方で、ECサイトによってはポイント還元などのサービスが受けられないというデメリットがあります。

口座振替

口座振替はEC事業者さまにとって、未回収リスクが低いというメリットがあります。
お客さまにとっては、金融機関口座から自動引落されるため支払いの手間が少ないというメリットがある一方で、支払情報として申込み時に金融機関の承認に時間がかかるというデメリットがあります。

振込票

振込票はEC事業者さまにとって、払込票の印刷や郵送などの費用と手間が発生するというデメリットがあります。
お客さまにとっては、クレジットカードがない場合でもコンビニ窓口で現金支払いできるというメリットがある一方で、振込票が紛失した場合は振込ができないというデメリットがあります。

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当社がご提供する継続課金方式とクレジットカード洗替サービス

当社では、継続課金(簡易)継続課金(定期・従量)という2種類の継続課金方式をご提供しております。

継続課金(簡易)

当社にて、毎月月初に一定金額を継続的に決済する課金方式です。EC事業者さまにてお客さまへのご請求額を決めていただければ、当社が課金処理を行いますので、EC事業者さまの業務負荷が軽減されます。

継続課金(定期・従量)

EC事業者さまにて、課金日やご請求額を変更しつつ継続的に請求できる課金方式です。例えば、お客さまの入会初月に限って半額キャンペーンを適用なさる場合や、お客さまに数カ月に一度の課金をなさる場合などにご利用いただけます。

ご利用例 N月 N+1月 N+2月
<継続課金(簡易)>
デジタルコンテンツの月額利用料
 
<継続課金(定期・従量)>
2か月に1回の商品購入
 
<継続課金(定期・従量)>
初月半額キャンペーン

決済エラーを防ぐクレジットカード洗替サービス

当社がお預かりしているクレジットカード情報を月に一回クレジットカード会社に送信し、有効性確認とクレジットカード情報の更新(洗替処理)を行うサービスです。

例えば、クレジットカードの有効期限が継続課金の期間中に切れてしまうと、課金日に決済エラーが発生します。決済エラーが発生した場合、EC事業者さまはお客さまに有効なクレジットカード情報を再登録いただくか、別の決済手段によるお支払いをご案内する必要があります。

クレジットカード洗替サービスをご利用いただくことで、上述の決済エラーを未然に防いで課金処理を完了できるようになります。

当社ご提供の継続課金に対応した決済手段

当社の継続課金は、クレジットカード決済を含む以下の決済手段にてご利用いただけます。

継続課金におすすめの決済手段

・クレジットカード

・キャリア決済

・PayPay(オンライン決済)

・楽天ペイ(オンライン決済)

・Amazon Pay

継続課金システムのご導入を検討なさっているEC事業者さまは、ぜひ一度お問い合わせください。


▼SBペイメントサービスの課金方式について詳しく知りたい方はこちら

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