オンライン決済

楽天ペイ(オンライン決済)を導入するメリットや導入方法を解説

ECサイトの決済手段を増やすにあたって、楽天ペイ(オンライン決済)を導入したいと考えていませんか?オンライン決済に楽天ペイを導入した場合、どのようなメリットがあるのか知りたいという方もいるでしょう。

今回は、楽天ペイ(オンライン決済)の概要と導入するメリットや導入方法についてわかりやすく解説します。楽天ペイ(オンライン決済)を導入する際の具体的な手順も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

楽天ペイとは、楽天ペイメント株式会社が提供する決済サービス

楽天ペイは、楽天ペイメント株式会社が提供している決済サービスです。楽天IDがあれば利用可能で、楽天会員数は2023年9月で1億に達していることから、多くのお客さまの利用が期待できます。楽天ペイで利用できる決済方法は、大きく3種類あります。

<楽天ペイで利用できる決済方法>

  • ・クレジットカード(楽天カード、Visa、Mastercard、JCB、American Expressを利用可能)
  • ・楽天キャッシュ(現金、楽天銀行などからチャージ可能)
  • ・楽天ポイント

楽天ペイの具体的な用途は、次のとおりです。

実店舗

楽天ペイに加盟している実店舗にて、決済手段のひとつとして楽天ペイを利用できます。楽天IDを所有していれば、スマートフォンで決済が可能です。
支払い方法は、以下の3種類があります。

<実店舗における楽天ペイの支払い方法>

  • ・QR払い:店舗が掲示しているQRコードをスマートフォンで読み取る方法
  • ・コード払い:スマートフォンで提示したコードを、専用端末で読み取る方法
  • ・セルフ払い:アプリ内で店舗を検索して支払う方法

ECサイト(オンライン決済)

楽天ペイはECサイトでのオンライン決済でも利用できます。楽天IDを所有していれば、楽天IDとパスワードのみで簡単に決済できる点が大きな特徴といえます。楽天カードや楽天ポイント、楽天キャッシュで支払えば、楽天ポイントを獲得することも可能です。

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  • 幅広いECカートに対応し、手軽に決済導入
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  • AI不正検知により機会損失を低減

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ECサイト事業者さまが楽天ペイ(オンライン決済)を導入するメリット

ECサイト事業者さまが楽天ペイ(オンライン決済)を導入することによって、具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。主なメリットは次の4点です。

1億人以上の楽天会員が利用できる

前述のとおり、楽天グループの利用者は非常に多く、楽天会員数は1億に達しています。楽天ペイは楽天IDを所有していれば利用できる決済サービスのため、1億人以上にアプローチできる点が大きなメリットです。

お客さまがオンライン決済を利用するにあたって、すでに登録済みの決済サービスが利用できるかどうかは重要なポイントとなります。楽天会員は非常に多いことから、多くのお客さまにとって利用しやすい決済手段といえるでしょう。

楽天のサービスを利用したマーケティング施策を実施できる

楽天グループはECサイト事業者さまへ、以下のようなマーケティング支援サービスを提供しています。

<楽天ペイのマーケティング支援サービス>

  • ・楽天ポイントを利用した各種キャンペーン
  • ・割引クーポンの発行
  • ・楽天ペイ(オンライン決済)利用会員に向けたメールマガジン発行

これらは、楽天ポイントの仕組みと楽天グループの会員基盤があるからこそ可能なサービスといえます。売上アップにつながる各種支援サービスを利用できることは、EC事業者さまにとって楽天ペイ(オンライン決済)を導入するメリットのひとつです。

カゴ落ちを防げる

楽天ペイ(オンライン決済)を利用するにあたって、お客さまは個人情報やクレジットカード情報などを入力する必要がありません。楽天IDとパスワードさえ所有していれば簡単に決済ができるため、スムーズにショッピングをすることができます。

商品をカートに入れたものの、何らかの理由で購入に至らず離脱してしまうことを「カゴ落ち」といいます。手続きの段階でお客さまに多くの情報入力を求めることは、カゴ落ちの大きな原因のひとつです。
決済完了に必要な情報が少ないほど、カゴ落ちのリスクを抑えることができます。楽天IDとパスワードのみで決済できる仕組みを導入できることは、楽天ペイ(オンライン決済)のメリットといえるでしょう。

カゴ落ちについては、以下の記事で詳しく説明しております。
カゴ落ちとは?ECサイトのカゴ落ちの原因や対策・改善方法を解説 | SBペイメントサービス

チャージバック補償保険がある

楽天ペイ(オンライン決済)を利用した注文において、第三者によるクレジットカード不正利用によるチャージバックが発生した場合、事業者さまが被った損害額を楽天ペイが1ヵ月あたり5万円まで補償する「チャージバック補償保険」が用意されています。

チャージバック補償保険は楽天ペイ(オンライン決済)に付帯するサービスのため、別途申込みなどは必要なく無償で利用可能です。近年、増加傾向にあるクレジットカード不正利用のリスクに備えるとともに、万が一の事態が発生した場合にも損失を防げることは、楽天ペイを利用するメリットのひとつといえるでしょう。

お客さまが楽天ペイ(オンライン決済)を利用するメリット

楽天ペイ(オンライン決済)を利用することは、お客さまにとっても多くのメリットがあります。具体的なメリットは次の3点です。

楽天ポイントが貯まる・使える

お客さまが楽天ペイ(オンライン決済)を利用した支払い金額に応じて、楽天ポイントが付与されます。独自のキャンペーンも随時実施されており、キャンペーン対象期間中に楽天ペイ(オンライン決済)で支払うと通常よりも還元率が高くなる点もお客さまにとってのメリットといえます。貯まったポイントはオンライン・実店舗を問わず、ショッピングに利用可能です。

さらに、楽天カードからチャージするとポイントが0.5%付与されるほか、楽天キャッシュのチャージ残高を使って支払うことによりポイントが1%還元されます。つまり、楽天カードからチャージし、チャージ残高(楽天キャッシュ)で支払うことにより、最大1.5%分のポイントが還元されます。チャージするだけでポイントが貯まる点は、楽天ペイを利用する大きなメリットです。

クレジットカード情報を入力しなくても使える

楽天IDにあらかじめクレジットカードを登録しておけば、楽天ペイで決済する際に毎回クレジットカード情報を入力する必要がありません。楽天IDに紐付いたクレジットカード情報を利用できるため、素早く簡単に決済できます。ショッピングのたびにクレジットカード情報を入力しなくても良い点は、お客さまにとって大きなメリットです。

また、クレジットカードを所有していないお客さまは、現金チャージや楽天ポイントによる支払いなど、ほかの支払い方法を選べます。クレジットカードを持っていなくてもECサイトで商品を購入できることは、楽天ペイ(オンライン決済)を利用するメリットのひとつです。

不正利用対策が充実している

楽天ペイには、不正利用を防ぐための仕組みが複数備わっています。以下は、不正利用対策の一例です。

<楽天ペイの不正利用対策>

  • ・電話番号認証:指定の電話番号への発信により、利用者本人であることを確認
  • ・端末認証:支払い時にパスコードや指紋認証、顔認証により本人であることを確認
  • ・本人認証:カードスキャン認証や本人認証サービス(3Dセキュア)を利用可能
  • ・利用内容確認:支払い後に利用内容をメールにて送信
  • ・警視庁との連携(サイバー対策):サイバー犯罪対策や捜査において、警視庁との連携を強化

また、万が一不正利用の被害に遭った場合には、楽天ペイが損害を補償する制度も用意されています。不正利用の被害を防ぐための対策が講じられていることに加え、万が一の事態が起きた際にも補償制度が用意されているので安心です。
不正利用対策が充実していることは、お客さまが楽天ペイを利用するメリットといえるでしょう。

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楽天ペイ(オンライン決済)の利用方法

楽天ペイ(オンライン決済)はシンプルな4ステップで利用できます。具体的な手順は次のとおりです。

<楽天ペイ(オンライン決済)の利用方法>

  1. 1. 提携しているECサイトやアプリの購入手続きで「楽天ペイ」を選択
  2. 2. 認証画面が表示されるので、楽天IDでログイン
  3. 3. 楽天ペイの支払い画面で内容を確認し、注文する
  4. 4. 決済完了

楽天IDでログイン後、お客さまはクレジットカード情報や個人情報を入力する必要がありません。シンプルな操作で決済が完了するのが楽天ペイ(オンライン決済)の大きな特徴のひとつです。

楽天ペイ(オンライン決済)の利用方法については、以下のページで詳しく説明しております。
ウォレット決済 楽天ペイ(オンライン決済)V2 ご利用イメージ | SBペイメントサービス

楽天ペイ(オンライン決済)の導入方法

楽天ペイ(オンライン決済)を事業者さまが導入する際には、大きく分けて2つの方法があります。それぞれの手順の概要を押さえておきましょう。

楽天ペイと直接契約する

事業者さまが楽天ペイに直接申し込んで契約を結ぶ方法です。具体的な流れは次のとおりです。

<楽天ペイ(オンライン決済)の導入手順(楽天ペイとの直接契約)>

  1. 1. 「楽天ペイ」公式サイトから問い合わせ
  2. 2. 楽天ペイメントの営業担当に詳細を確認し、書面で申込み
  3. 3. 審査
  4. 4. 楽天ペイメント・事業者さま双方でシステムを設定し、楽天ペイ(オンライン決済)の取り扱い開始

問い合わせ後の対応は、楽天ペイメントの営業担当が行います。

決済代行サービスを利用して契約する

決済代行サービスを利用して、楽天ペイと契約することも可能です。具体的な流れは次のとおりです。

<楽天ペイ(オンライン決済)の導入手順(決済代行サービスを利用)>

  1. 1. 決済代行サービスへ問い合わせ
  2. 2. 決済代行サービスによるヒアリング、およびお見積りの提示
  3. 3. 決済代行サービスが加盟審査を実施
  4. 4. システム構築後、楽天ペイ(オンライン決済)の取り扱い開始

決済代行会社の利用で、楽天ペイ(オンライン決済)導入の負担を軽減

楽天ペイ(オンライン決済)を導入するにあたって、決済機関との契約や決済システムの開発など、事業者さまが準備すべきことは少なくありません。決済代行会社を利用すれば、こうした手間や負担を軽減できるというメリットがあります。

例えば、楽天ペイとの加盟店契約は決済代行会社が行うため、契約に必要な書類の作成や連絡のやりとりの手間を軽減できます。また、開発要件の確認やシステム構築も代行してもらえることから、自社でのシステム開発が不要となる点も大きなメリットといえるでしょう。

楽天ペイ導入後も、売上処理やキャンセル業務など事業者さまがやるべきことは多数あるため、ECサイト運営の負担が増えることになりかねません。決済代行会社をご利用いただくことによって管理ツールを一元化できるため、事業者さまの負担軽減につながります。

また、セキュリティ対策や集客支援サービスなどのオプションも利用できるので、ECサイトの運営をいっそう強化していくことも可能です。楽天ペイ(オンライン決済)を導入する際には、決済代行会社を利用することをおすすめします。

決済代行会社の仕組みとメリットについては、以下の記事で詳しく説明しております。
決済代行とは?決済代行サービスの仕組みとメリットを徹底解説 | SBペイメントサービス

楽天ペイ(オンライン決済)の導入には、SBペイメントサービスがおすすめ

楽天ペイ(オンライン決済)の導入には、SBペイメントサービスのご利用がおすすめです。楽天ペイ(オンライン決済)をはじめ、40ブランド以上の決済手段を提供しているため、多数の決済手段を導入できます。

また、SBペイメントサービスと連携しているECカートやメールリンク型サービス(お客さまにメール、SMS、QRコードを通じて請求をご案内し、オンラインでお支払いいただけるサービス)であれば、システム開発が不要です。システム開発が必要な事業者さまには、ニーズに合わせた接続方法をご用意しています。システム開発の負担を軽減できることは、事業者さまにとって大きなメリットといえるでしょう。

さらに、セキュリティ対策やサポートが充実していることもおすすめのポイントです。AI不正検知や3Dセキュア2.0の導入など、事業者さま・お客さまにとって安心してご利用いただける環境の構築にも対応できます。マーケティング支援プランもご用意しているため、ECサイトの運営に役立てていただくことも可能です。
取扱高6.6兆円(2022年度の実績)と、業界最大規模の実績を持つSBペイメントサービスをぜひご利用ください。

楽天ペイ(オンライン決済)については、以下のページで詳しく説明しております。

SBペイメントサービスについては、以下のページで詳しく説明しております。
オンライン決済サービス・決済システム導入ならSBペイメントサービス|SBペイメントサービス

オンライン決済については、以下の記事で詳しく説明しております。
オンライン決済とは?メリットやデメリット、特徴を解説 | SBペイメントサービス

よくあるご質問

Q.
楽天ペイ(オンライン決済)の支払い方法は?
A.
楽天ペイ(オンライン決済)の支払い方法は、次の4ステップです。

1. 提携しているECサイトやアプリの購入手続きで「楽天ペイ」を選択
2. 認証画面が表示されるので、楽天IDでログイン
3. 楽天ペイの支払い画面で内容を確認し、注文する
4. 決済完了

お支払い画面に遷移後、お客さまはクレジットカード情報や個人情報を入力する必要がありません。シンプルな操作で決済が完了するのが楽天ペイ(オンライン決済)の大きな特徴です。
Q.
楽天ペイ(オンライン決済)の利用上限金額は?
A.
楽天ペイアプリの利用上限金額は、お支払い元設定が完了しているお客さまの場合は1回50万円です。1ヵ月の利用上限金額も50万円ですが、お支払い元がクレジットカード・デビットカード・楽天銀行口座の場合、1ヵ月の利用上限金額はありません。なお、お支払い元設定が完了していない場合、利用上限金額は1回最大3万円、1ヵ月最大10万円となります。

その他のご不明点はFAQ よくあるご質問をご確認ください。

  • ※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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