ECサイト・ビジネスモデル

ECサイトの作り方とは?構築方法や開発費用・手順を解説

インターネットで物販を始める場合、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどのプラットフォームに出店するか、自社でECサイトを構築することになります。もし、自社で独自にECサイトを構築する場合、どのような方法があるのでしょうか。
当コラムでは、ビジネスの規模や開発予算ごとにおすすめのECサイトの作り方を紹介し、それぞれの詳しい制作手順についても解説します。

目次

ECサイトの作り方を、ビジネスの規模や予算別に紹介

ECサイトの作り方は、大きく5つの制作方法に分けられます。

ECサイトの制作手法

制作手法 ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用
フルスクラッチ 50億円~ 数千万円~ 数十万円~
パッケージ 1億~50億円 500万円~ 10万円~
クラウドEC 1億円~ 500万円~ 数十万円~
オープンソース 1億円程度 0円 ~10万円
ASP ~1億円 0円 無料ASP 0円
有料ASP 10万円~

まずは、それぞれの制作手法の特徴と、ECサイトの作り方の流れを紹介します。ビジネスの規模や開発予算に応じて、適切な作り方を選択するようにしましょう。

なお、ビジネス規模はあくまで目安としてお考えください。当社が調査を行い記載をしておりますがECサイト構築で重要なことは、予算、必要な機能、運用体制などに応じて自社に合うECサイトを構築することです。

▼ECサイトについては、以下のページで詳しく説明しております。

ECサイトとは?必要な機能や構築方法の選び方、運用方法を解説 | SBペイメントサービス

ECサイトの運用を成功させるためには、ECサイトに必要な機能や構築方法、運用業務などについて知る必要があります。

▼ECサイトの開業については、以下のページで詳しく説明しております。

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フルスクラッチ

フルスクラッチとは、完全に一からプログラミングを行ってECサイトを構築する制作手法です。パッケージなど既存のサービスを利用しないため、制約がありません。サイトデザインや決済システム、ほかのシステムとの連携など、すべてにおいてやりたいことを実現しやすいのがフルスクラッチです。

一方で、大規模なサイトを一から構築するため、開発期間は非常に長く、制作プロジェクト開始からリリースまで、年単位で時間を要することもあります。

初期費用としては数千万円レベルの予算が必要になることが多く、その後も保守運用などの予算が月額数十万円程度はかかるでしょう。自由度が高い反面、最も予算のかかる制作手法なので、年商50億円を超えるような大規模ECサイトの構築に適しています。
また、ほかのシステムとの連携や他部署からの要望などを仕様に盛り込むなど、細かい部分まで作り込む必要がある大規模ECサイトにおいても、フルスクラッチがおすすめです。

フルスクラッチ

年商50億円以上のECサイトに適した手法

ECサイトの
制作手法
ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用 自由度
一からプログラミングを行う 50億円~ 数千万円~ 数十万円~ 高い

▼フルスクラッチについては、以下のページで詳しく説明しております。

ECサイトをフルスクラッチで構築するメリットとデメリットとは? | SBペイメントサービス

ECサイトをフルスクラッチで構築するメリットやデメリットのほか、ほかの構築方法との違いについて解説します。

パッケージ

パッケージとは、企業が提供するECサイト構築用のパッケージソフトを使う方法です。自由度の面ではフルスクラッチに及びませんが、ECサイト向けのさまざまな機能が最初から備わっているため、一から開発する必要がなく、予算や期間がフルスクラッチほどかからないのが魅力です。また、ある程度はカスタマイズすることもできますし、機能を追加することもできますので、自由度も決して低いわけではありません。

パッケージソフトを導入するための初期費用としては、500万円程度が目安となります。また、運用のための費用として月額10万円ほどかかる場合が多いですが、管理やメンテナンスなどは提供企業に任せられるメリットがあります。フルスクラッチほどではないにしろ、それなりの予算を必要とする制作手法なので、年商1億~50億円程度の中規模~大規模ECサイトに向いています。
また、複数のシステムを連携させたり機能を追加したりして、細かい部分も作り込みたい場合は、カスタマイズ性の高いパッケージソフトを選ぶといいでしょう。

パッケージ

年商1億〜50億円のECサイトに適した手法

ECサイトの
制作手法
ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用 自由度
パッケージソフトを使用する 1億〜50億円 500万円~ 10万円~ 制限はあるが高い

クラウドEC

クラウドECとは、クラウド上にあるプラットフォームを使ってECサイトを構築できるサービスです。通常、ECサイトを構築するためには各種システムを運用するためのプラットフォームのインストールが必要ですが、クラウドECならクラウド上でECサイトを運営できます。

メリットとしては、ユーザーが必要なサービスだけを利用できる点が挙げられます。インフラやソフトウェアを持つ必要がないうえ、機能性にも優れているため、長期的に見ると良いコストパフォーマンスで利用できるでしょう。また、クラウドECはカスタマイズ性が高いモデルもあるため、幅広い規模のECサイトに対応できる点も魅力です。

一方、クラウドECは機能性が充実したサービスである分、導入するには初期費用がある程度かかることや、ソースコードが開示されていない点には注意してください。運営するECサイトのソースコードが開示されないため、社内での保守管理はできないことがデメリットに感じられる可能性があります。

クラウドECは、初期費用と月額費用のどちらもそれなりの予算が必要なため、年商1億円以上の中規模~大規模ECサイトに向いています。
カスタマイズ性の高さを活かしたい場合や、ASPを使ったサイト構築に限界を感じた際に、さらなる売上向上を狙ってクラウドECを利用するのもひとつの方法です。

クラウドEC

年商1億円以上のECサイトに適した手法

ECサイトの
制作手法
ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用 自由度
クラウド上にあるプラットフォームを使用する 1億円〜 500万円~ 数十万円~ 制限はあるが高い

オープンソース

オープンソースとは、無償で公開されたソフトウェアのソースコードのことです。誰もが利用することができ、ソースコードをさらにカスタマイズして使用することもできます。このオープンソースを利用してECサイトを構築することが可能です。

メリットは、カスタマイズできる自由度の高さと、それでいて初期費用が人件費を除き、ほぼかからないことです。サーバーは自社で準備する必要があるため、月額の運用費用は目安として10万円ほどかかりますが、自由度のわりに予算を抑えることができます。

一方で、オープンソースでECサイトを構築するためには、技術力を必要とします。サイト構築後のメンテナンスやセキュリティ対策、バグ修正なども自社で行う必要があるため、高い技術力を持つエンジニアがいない場合は対応が難しくなるでしょう。

予算をかけずに自由度の高いサイトを構築できるオープンソースは、年商1億円程度の中小企業の予算規模に適しています。カスタマイズ性にも優れるため、ASPを使ったサイト構築に限界を感じた場合にもおすすめです。

オープンソース

年商1億円程度のECサイトに適した手法

ECサイトの
制作手法
ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用 自由度
無償で公開されたソフトウェアを使用する 1億円程度 0円 〜10万円 制限はあるが高い

無料ASP・有料ASP

ASPとは「アプリケーションサービスプロバイダ」のことです。事業者が提供するウェブアプリケーションを活用して、ECサイトを構築することができます。ECサイトに必要な機能が最初からそろっており、サポート体制も充実しているので、知識や技術がなくても気軽にECサイトを構築できます。一方で、カスタマイズの自由度は低く、他社のECサイトと似通ったデザイン・機能になることが多いです。

なお、ASPには無料のサービスと有料のサービスがあります。無料ASPは初期費用も月額費用もかかりません。有料ASPは月額費用こそかかりますが、初期費用はかからないサービスが多いです。

ASPは無料・有料いずれもコストを抑えて気軽に始められるため、個人で開設するオンラインショップや、年商1億円未満程度の小規模なECサイトの構築に向いています。

個人の小規模なECサイトであれば、機能は制限されますが、無料ASPからスタートする方法もおすすめです。まずは基本的な機能を使ってECサイトを運用し、ビジネスが軌道に乗ってきたら、有料ASPなど多機能な方法も検討するといいでしょう。

また、ASPはカスタマイズ性こそ低いですが、有料ASPは基本的な機能だけを必要とし、短期間でECサイトを構築したい場合に向いています。

無料ASP・有料ASP

年商1億円以下のECサイトに適した手法

ECサイトの
制作手法
ビジネス規模
(年商)
初期費用 月額費用 自由度
ウェブアプリケーションを使用する 〜1億円 0円 無料ASP 0円
有料ASP 10万円〜
低い

▼ASPについては、以下のページで詳しく説明しております。

ASPカートとは?利用するメリットと選び方のポイントを解説 | SBペイメントサービス

ASPカートの概要やメリットのほか、選び方のポイントについて解説します。

ECサイト構築の手順

フルスクラッチでのECサイトの作り方の手順

  1. 開発会社の選定、コンペ、契約

    自社で開発しない場合は、まずECサイトを構築できる開発会社を選定するところから始めます。大規模なECサイトを一から構築するためには高い技術力が必要で、開発会社選定がプロジェクト成功のカギを握っているといっても過言ではありません。候補となる開発会社をピックアップ後、コンペを行い、契約を結んで開発をスタートします。

  2. ヒアリング、ECサイト構築、デザイン制作

    制作するECサイトの要件について開発会社と打ち合わせを行い、どのようなECサイトを作るのかについて認識を共有します。その後、開発会社と協力しながら、実際のサイト構築やデザイン制作を進めていきます。

  3. 決済システム導入

    ECサイトに欠かせないのが決済システムです。フルスクラッチで構築するような大規模サイトであれば、できるだけ多くの決済手段を導入したいもの。一つひとつの契約を自社で行うのは非常に手間がかかり、現実的ではありません。決済代行会社と契約し、複数の決済手段を導入するのが一般的です。

  4. 公開

    ECサイトが完成し、決済システムも稼働できる状態になれば完成です。ECサイト公開後は、保守運用が必要となります。

パッケージでのECサイトの作り方の手順

  1. パッケージソフトの選定

    ECサイトを構築するためのパッケージソフトには、さまざまなものがあります。パッケージソフトによって機能や拡張性、価格などが異なるため、自社で制作したいECサイトのイメージと照らし合わせながら選定する必要があります。

  2. パッケージ提供企業と契約

    パッケージソフトを選定したら、提供企業と契約を結びます。

  3. ヒアリング、ECサイト構築、カスタマイズ、デザインの制作

    パッケージ提供企業の担当者と打ち合わせを行い、どのようなECサイトを作るのかについて認識をすり合わせます。その後、パッケージソフトの導入を進めます。多くのパッケージソフトでは、機能やデザインはカスタマイズできますので、提供企業と連携しながらECサイトを構築していきます。

  4. 決済システム導入

    ECサイトに欠かせないのが決済システムです。パッケージをカスタマイズして制作するECサイトは中規模~大規模であることが多く、たくさんのお客さまを抱えているはずです。幅広い層に使っていただけるよう、決済システムはできるだけ多くの手段を用意する必要があります。しかし、決済手段一つひとつの契約を自社で行うのは非常に手間がかかり現実的ではありません。決済代行会社と契約し、複数の決済手段を一括で導入するのが一般的です。

  5. 公開

    ECサイトが完成し、決済システムも稼働できる状態になれば完成です。ECサイト公開後のメンテナンスや管理などは、基本的に提供企業が行ってくれます。

クラウドECでのECサイトの作り方の手順

  1. クラウドECを選ぶ

    どのクラウドECを導入するのか、候補となる会社をリサーチしたり、実際に問い合わせたりして選定します。費用はもちろん、必要な機能があるか、操作しやすいか、サポートが充実しているかなども確認しましょう。

  2. クラウドEC提供企業と契約

    クラウドECを選定したら、提供企業と契約を結びます。クラウドECでは、サーバーなどの自社インフラは不要です。

  3. ヒアリング、ECサイト構築、カスタマイズ

    クラウドEC提供企業の担当者と打ち合わせを行い、どのようなECサイトを作るのかについて認識をすり合わせます。SEOや広告運用などもまとめて依頼できる企業もあるため、ECサイトの運用について不安な部分があれば相談してみましょう。
    メールフォーマットの設定やデータ移行、運用ルールの取り決めなど、ECサイトの運用に必要な準備も進めておきます。

  4. 決済システム導入

    決済システムの導入は、ECサイトのスムーズな運用に欠かせません。クラウドECで制作するECサイトは中規模~大規模であることが多く、たくさんのお客さまを抱えているはずです。幅広い層に使っていただけるよう、決済システムはできるだけ多くの手段を用意する必要があります。しかし、決済手段一つひとつの契約を自社で行うのは、非常に手間がかかり現実的ではありません。決済代行会社と契約し、複数の決済手段を一括で導入するのが一般的です。

  5. 公開

    ECサイトが完成し、決済システムも稼働できる状態になれば完成です。クラウドECなら、ECサイト公開後も自動でシステムのアップデートが行われるので、常に最新の状態で運用できます。

オープンソースでのECサイトの作り方の手順

  1. サーバーを契約

    オープンソースでECサイトを構築する場合は、サーバーを自社で準備する必要があります。

  2. ソフトをダウンロードして、サーバーにインストール

    オープンソースのECサイト構築ソフトをダウンロードし、サーバーにインストールします。

  3. 基本設定、デザインの制作

    サーバーにECサイト構築ソフトをインストール後、基本設定やデザインの制作などを行います。ECサイト構築ソフトにはテンプレートも用意されているので、最初はテンプレートを活用するのもいいでしょう。オープンソースのECサイト構築ソフトは改変が許されているため、自由にカスタマイズすることもできます。知識と技術さえあれば、それほど予算をかけずに思いどおりのサイト構築が可能です。

  4. 決済システム導入

    ECサイトに欠かせないのが決済システムです。金融機関との契約を一つひとつ自社で行うのは非常に手間がかかり、現実的ではありません。決済代行会社と契約し、複数の決済手段を導入するのが一般的です。

  5. 公開

    ECサイトが完成し、決済システムも稼働できる状態になれば完成です。ECサイト公開後は、自社での保守運用が必要となります。

ASPでのECサイトの作り方の手順

  1. ASPの選定

    まず、ECサイト構築に使用するASPを選定します。無料ASPは初期費用も月額費用も無料ですが、機能や登録できる商品点数などが制限されるケースが多いです。有料ASPではさまざまな機能が使えるようになり、サポートも充実しています。

  2. ASPに登録

    使用するASPを選択したら登録を行います。ASPでのサイト構築に、専門的な知識や技術は必要ありません。

  3. テンプレートなどを選んでデザインを決定

    登録後、用意されているテンプレートからデザインを選びます。あくまでもテンプレートなので、デザインの自由度は低めです。その後、ASP側で用意している各種機能の追加を検討し、可能な範囲でカスタマイズしていきます。

  4. 決済システム導入

    決済システムは、ASP側で用意されています。できるだけ多くの決済方法が使えるのが理想です。どのような決済システムが使えるのか、ASPを選ぶ際に確認しておきましょう。

  5. 公開

    商品を登録したら公開です。サイトのメンテナンスなどはASP側が行うため、販売に注力することができます。

ECサイトの構築方法を選ぶ際の注意点

ECサイトの構築方法を選ぶ際には、ビジネスの規模や費用以外にも注意すべき点があります。それは、サポートの内容やバージョンアップの可否のほか、セキュリティや機能の面で不具合が発生したときの責任の所在です。3つの注意点について詳しくご説明します。

サポート内容

ECサイトを構築する際には、サポートの有無と内容の確認が必要です。
フルスクラッチやパッケージ、ASPは、サポートを含むことが多いため、契約前に内容を確認しておきましょう。
オープンソースの場合は、ソフトウェア提供会社によるサポートはほとんどありません。そのため、不明点やトラブルなどがある場合は、情報を検索したりユーザーコミュニティで質問をしたりして、自社で解決しなくてはなりません。オープンソースでECサイトを構築する場合は、自社で不明点やトラブルを解決できるか検討が必要です。

ECサイトのアップデート方法

ECサイトの運営を続けていると、機能の向上やセキュリティ強化のために、アップデートが欠かせません。そのため、アップデートの方法が負担にならないかも、ECサイトの構築方法を決める前に確認が必要です。
フルスクラッチやパッケージの場合は、アップデートにかかる費用を確認しておきましょう。オープンソースの場合は、自社でアップデートを行う必要があります。また、カスタマイズの内容によってはアップデートができなくなることが多いので注意してください。ASPは自動的にアップデートされるものを選べば負担が少なくて済みます。

不具合時の責任の所在

ECサイトに不具合が発生した際の責任の所在についても確認が必要です。
フルスクラッチやパッケージ、ASPを使用している場合は、システムを提供する会社に責任があります。ただし、オープンソースを使用している場合は、自社の責任となってしまいます。
オープンソースをベースにシステムを開発し、販売している企業の場合は、特に注意して契約書や規約を確認してください。このような企業の中には、「オープンソースに起因するバグには責任を負わない」としている企業もあるからです。

▼プラットフォームについては、以下のページで詳しく説明しております。

ECプラットフォームとは?ECサイトを構築する方法を徹底比較 | SBペイメントサービス

6種類のECプラットフォームの特徴を比較し、ECサイトを構築する際にどのように選べばいいのか解説します。

ECサイトのシステムを乗り換える際のポイント

ECサイトのシステムを乗り換える場合、新規でECサイトを立ち上げる場合とは別の問題が起こることがあります。ECサイトのシステムを乗り換える際に押さえておきたいポイントを2つ解説いたします。

お客さまのログインを促す施策を実施する

ECサイトのシステムを乗り換えると、Cookieによる自動ログインが無効になります。そのため、お客さまはIDとパスワードの入力が必要です。その際、IDやパスワードを忘れていたり、入力を面倒に感じたりした場合は、お客さまが離脱してしまうかもしれません。
ECサイトのシステムをリニューアルする際には、ログインをするとポイントやクーポンがもらえるような施策を実施し、お客さまのログインを促すようにしましょう。

流入を減らさないようにする

ECサイトのシステムの乗り換えによって各ページのURLが変わってしまうと、検索エンジンからの流入が減少する可能性があります。可能なら、乗り換え後も同じURLとなるようにするのがベストです。各ページのURLが変わってしまう場合は、乗り換え後のURLに自動的に転送されるよう、設定をしましょう。
なお、ECサイトのリニューアルに伴い情報量が減少するとSEOにも悪影響を及ぼすため、情報量はなるべく減らさないようにしてください。

レスポンシブ対応時の注意点

レスポンシブ対応では、PCとスマートフォンの両方で100%見やすいデザインにすることは難しい点にも注意しましょう。レスポンシブによって、どちらかのデバイスではサイトの使いにくさや見にくさが発生し、CVRが下がる可能性もあります。
例えば、新しいECサイトのシステムへ乗り換える際にスマートフォン向けのデザインにレスポンシブ化した結果、スマートフォンサイトではCVRが向上した一方で、PCサイトではCVRが下がってしまったというケースもあります。スマートフォンサイトとPCサイトそれぞれに最適化したECシステムを用意し、売上アップにつなげましょう

▼ECサイトのデザインについては、以下のページで詳しく説明しております。

ECサイトはどうデザインする?売れるECサイトのデザインを解説 | SBペイメントサービス

ECサイトの構築時に知っておきたい売れるECサイトのデザインや注意点のほか、トレンドなどをご説明します。

旧システムに戻せる体制を作る

ECサイトをリニューアルするときは、障害の発生に備えて、旧システムに戻せる体制を用意しておきます大規模なECシステムの乗り換えや複雑なシステム連携を行うと、リニューアル後に思わぬ障害が発生し、ECサイトの運用を停止せざるをえない事態になる可能性もあるためです。
もし、旧システムに戻す体制を完全に用意することが難しい場合でも、障害発生時の被害を最小限にできるよう対策を講じておきましょう。

SBペイメントサービスが選ばれる理由

フルスクラッチやパッケージ、オープンソースといった方法でECサイトを構築するのであれば、決済システムが必要です。顧客層を拡大するためにも、決済手段は多く用意するに越したことはありません。しかし、金融機関などと一つひとつ契約を結んでいくのは、非常に手間がかかります。

そこで活用したいのが決済代行会社です。SBペイメントサービスは、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、後払い決済など、さまざまな決済手段に一括で対応でき、高いセキュリティを備えています。多くのEC事業者さまに導入いただいているSBペイメントサービスを、ぜひご検討ください。

▼オンライン決済サービスについては、以下のページで詳しく説明しております。

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