オンライン決済手段には、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、ID決済、後払い決済などがあります。ここでは、代表的な5つのオンライン決済手段の特徴と、業種別に導入すべきオンライン決済手段を紹介します。
目次
クレジットカード決済の導入メリット
クレジットカード決済は、クレジットカード番号や有効期限などを入力して商品などの代金支払いができる決済手段です。ECサイトで最もお客さまに利用されている決済手段のため、ご導入いただくことで売上拡大が見込めます。
導入メリット
- ・カード利用希望のお客さまの囲い込みができる
- ・現金に比べ販売単価が上がりやすく、締め作業や請求作業が軽減する
- ・料金回収における未収率が改善される
- ・自動引き落としができ、購入における継続率向上につながりやすい
- ・定期契約の増加による売上向上にも期待できる

クレジットカード決済
6大国際ブランドに対応し、最も多く利用されている決済サービスです。
キャリア決済の導入メリット
キャリア決済とは、各キャリアのID・パスワード認証を利用して、商品などの代金を支払うことができる決済手段です。簡単な操作でお支払いいただけるため、スマートフォンで決済を行うお客さまの利便性向上が見込めます。
EC事業者さまが自社でキャリア決済を導入する場合はお申し込みや経理処理などがキャリアごとに発生しますが、当社(決済代行会社)をご利用いただくことで一本化できます。「ソフトバンクまとめて支払い」「d払い(キャリア)」「auかんたん決済」の3キャリアの決済手段をまとめてご導入いただけます。
導入メリット
- ・クレジットカードを所有していなくても使える決済手段なので、お客さま増加につながる
- ・簡単操作なのでお客さまのカート離脱を抑制できる
- ・EC事業者さまにて課金日や金額を選択できる
- ・携帯キャリアが、電話料金と合算して請求するため、売上未回収のリスクが抑えられる

キャリア決済
3キャリアの決済手段をまとめて導入できる決済サービスです。
コンビニ決済の導入メリット
コンビニ決済は、ご購入時に払い出される特定の番号を使って、全国の主要なコンビニエンスストア店頭で、商品などの代金を支払うことができる決済手段です。
導入メリット
- ・クレジットカード決済に次いで利用されている決済手段なので、お客さまの利便性向上につながる
- ・お客さまに商品代金をお支払いいただいてから商品発送になるので、売上の未回収リスクがない
- ・入金時にリアルタイムでEC事業者さまに通知される

コンビニ決済
全国のコンビニで簡単にお支払いいただける決済サービスです。
ID決済の導入メリット
さまざまなID決済がありますが、ここではPayPay(オンライン決済)を例にしてご紹介いたします。ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社、ならびにLINEヤフー株式会社の3社が共同出資するPayPay株式会社の決済手段です。PayPay(オンライン決済)ではPayPayアカウントを利用して簡単に買物ができます。
導入メリット
- ・クレジットカードを所有していないお客さま層の利用が見込め、販売機会の拡大につながる
- ・ヤフーとソフトバンクの会員資産の活用によって、お客さま増加が見込める
- ・お客さまへのお得なキャンペーン提供が展開されるので、集客力アップにつながりやすい
- ・購入時の面倒な入力作業が少ないため、手続き中のお客さまの離脱が抑制できる

PayPay(オンライン決済)
PayPayアカウント、アプリを活用した決済サービスです。
後払い決済の導入メリット
後払いとは、お客さまがご購入された商品を受け取った後に、コンビニエンスストア・銀行・郵便局などで代金をお支払いいただける決済手段です。お客さまは商品をご確認後にお支払いできるため、初めて利用するECサイトでも安心して購入することができます。
導入メリット
- ・クレジットカードを所有していないお客さまも使える決済手段なので、利用者増加につながる
- ・購入時の面倒な入力作業が少ないため、手続き中のお客さまの離脱が抑制できる
- ・与信審査・請求書発行・代金回収等の業務が代行されるので、EC事業者さまの業務負担が軽減される

後払い決済
お客さまが商品受け取り後に、コンビニエンスストア・銀行・郵便局などで代金をお支払いいただく決済サービスです。
業種別・おすすめのオンライン決済
通販サイト、デジタルコンテンツそれぞれに適した、業種別のおすすめオンライン決済手段をご紹介します。
通販サイトにおすすめ
通販サイトにとって、決済手段のラインナップは顧客満足や売上拡大にとって重要な要素になります。
通販サイトで最も利用されている決済手段はクレジットカード決済です。最近では、クレジットカード決済は「利用できて当然な決済手段」となりつつあります。一方で、「クレジットカードを持っていない」「クレジットカードは使いたくない」という方も、一定数いることを考慮しなくてはなりません。そのため、利用率が高いコンビニ決済、キャリア決済は押さえておくべきです。
また、代引きや後払いを好むお客さまもいますので、導入を検討してみてもいいでしょう。
通販サイトにおすすめの決済手段
- ・クレジットカード決済
- ・コンビニ決済
- ・キャリア決済
- ・代引き
- ・後払い決済

【調査結果】通販サイトで最も利用される決済手段とは?
通販サイトで押さえておくべき決済手段導入のポイントについて解説いたします。
デジタルコンテンツにおすすめ
近年、電子書籍やオンラインゲーム、動画視聴サービスといったデジタルコンテンツの需要が伸びています。デジタルコンテンツの特性上、オンライン上で取引が完結することが多く、EC事業者さまにとってはどのような決済手段を導入するか、悩みどころではないでしょうか。
デジタルコンテンツも、通販サイトと同様にクレジットカード決済の利用率が高くなっています。次いでコンビニ決済、キャリア決済となります。また、コンビニエンスストアなどで手軽に購入できるプリペイドカードによる「プリペイドカード決済」を利用するお客さまも多いので、導入を検討するといいでしょう。
デジタルコンテンツにおすすめの決済手段
- ・クレジットカード決済
- ・コンビニ決済
- ・キャリア決済
- ・プリペイドカード決済

【調査結果】デジタルコンテンツで最も利用される決済手段とは?
デジタルコンテンツサイトで押さえておくべき決済手段導入のポイントについて解説いたします。
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