株式会社 日比谷花壇 ビジネスソリューション事業本部 ギフト事業推進タスク チーフ 吉田 貴之さま
株式会社 日比谷花壇は、花のある暮らしを気軽に楽しむお花のサブスクリプションサービス「ハナノヒ」を運営しています。「ハナノヒ」は、月額1,187円から15,878円(税抜き)までの4種類のプランから選べ、一部店舗を除く全国のHIBIYA KADAN、Hibiya-Kadan Style、WONDER FLOWERの店舗で、プランに応じた回数、お花が毎月選び放題のサービスです。(月額1,187円のプランは、本日のお花1本をお渡しします。)
課題
解決策
効果
サブスクリプションサービス「ハナノヒ」は現在約9,000人のお客さまに登録いただいており、その男女比は約2:8となっています(2020年3月時点)。ほとんどの会員さまが4種類のプランのうち、毎日1本お花をお受け取りできる「イイハナプラン」を選択され、平均15日/月ほどご来店いただいています。「イイハナプラン」では各店舗ごとにスタッフが今日のお花を選んでおり、お客さまに季節感やお花との新たな出会いを提供することで、男女問わずお客さまにご好評いただいております。
お客さまの日々の生活にもっと気軽にお花を取り入れてもらいたいという思いから、ホームユースの戦略としてサブスクリプションサービスを検討しました。新規顧客を獲得するためにお客さまが定期的に来店する仕組みがほしかったので、店舗でアプリの画面を見せるだけでお花を受け取れる、iXIT株式会社の実店舗向けサブスクリプションサービスを実現するパッケージツール「サブする」を採用。お客さまが仕事帰りなどに店舗に立ち寄り、お花を手軽に受け取りいただけることを念頭にサービスを開発しました。「サブする」にはSBペイメントサービスの決済が連携されているため、決済機関との契約から決済システム設定までスムーズに行うことができました。
お花は『すぐに枯れてしまう』『高価なものだ』というイメージをお持ちの方もおられますが、サブスクリプションサービス「ハナノヒ」を始めたことで、お花を買ってみようというきっかけに繋がっている実感があります。また、これまで花屋に入りにくさを感じて店頭を通り過ぎていた男性の方にも定期的に来店いただく契機となり、男性の新規顧客が増加しました。さらに、定期的に来店いただくことで店舗のスタッフと顔なじみになり、お花の手入れ方法や飾り方などのさらなるご提案や、ギフトシーンに弊社の花束を選んでいただく機会に繋がったり、会員さま同士のSNSでの情報交換が活性化するなど、「ハナノヒ」は今や新たなセールス拡大を生むプラットフォームになっています。
サブスクリプションサービスは事前にオンラインで決済し店舗での決済が不要なため、店舗スタッフの負担を軽減できたり、その分接客などに力を入れることができるのが魅力です。今後は、「ハナノヒ」の利用実績データを活用して、お花を集める楽しさを実感していただくための会員サービスや情報コンテンツを充実させたり、決済に関してもニーズの高いQRコード決済やキャリア決済の追加を検討するなど「ハナノヒ」のアップデートを行っていきます。そして、誕生日や記念日、季節ごとのイベントなどお客さまの生涯を通して弊社と繋がっていただけるようになることが目標です。
モノを所有することよりも、自身の生活スタイルに合わせた気軽なサービス利用へのニーズが高まる中、SBペイメントサービスでは「継続課金」を実現させるソリューションを取り揃えております。日比谷花壇さまのようにアプリからオンライン上でお支払い方法の登録からご請求を完結させる方法のほか、店頭の決済端末でクレジットカード情報をSBペイメントサービスのオンライン決済システムへ登録し、後日、オンライン決済システムからご請求する方法もございます。今後も、サービスモデルに合わせたご提案で事業拡大のお役立ちができれば幸いです。
SBペイメントサービス株式会社
営業本部
営業1部 2課
北川 朝美
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