社会福祉法人 みつは会 理事長 田頭 初美さま
社会福祉法人 みつは会は、社会福祉貢献事業として、幼保連携型認定こども園、子育て支援センター、子ども食堂、子ども宅食おすそ分け便などの運営を行っています。また、多機能型事業所として高齢者のデイサービス、児童発達支援を展開するほか、みつは会で働く職員の福利厚生として、市の主導型の保育施設である職員の子どもたちのための保育園の運営も行っています。子どもたちだけでなく、その保護者に対しても、フラワーアレンジメント教室やネイルアート教室を開催するなど、忙しい中でも自分の時間を持てたり輝き続けていられるような保護者支援の取り組みも実施しています。
課題
解決策
効果
政府による「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、私たちもICT化の推進の一環としてキャッシュレス決済を導入しようと、岩手インフォメーション・テクノロジー株式会社にご相談しました。最初はまだキャッシュレス決済への苦手意識がありましたが、岩手インフォメーション・テクノロジーの「おが~るシステム」と連携しているSBペイメントサービスから詳しい説明を伺ったところ、私たちの園にも手軽に導入できそうだと確信し、「おが~るシステム」の導入を決めました。「おが~るシステム」のキャッシュレス機能「おがペイ」ではPayPayとクレジットカード決済が利用でき、特にPayPayは子育て世代の30代の保護者にも身近な存在であるとともに将来性を感じていました。
これまで、認定こども園での支払い方法は銀行振替や現金がスタンダードでしたが、子どもの登園・退園時間や先生のシフトなどがバラバラという背景もあり、現金の受け渡しが煩雑になっていました。さらに、現金集計時に金額が合わない、保護者が既に支払ったかどうか分からなくなってしまった、コロナ禍で銀行へなかなか入金に行けない、などの問題が発生していましたが、キャッシュレス決済がそれらをすべて解決してくれ、精神的負担が格段に減りました。「おが~るシステム」では、入退室・検温管理から、保育料の計算、キャッシュレス決済、入金管理までパソコンで一元化できるのが本当に助かっています。入金遅延も減ったことで、これまで6日かかっていた回収・集計作業を3日に短縮することができました。現在、PayPayとクレジットカード決済は半々の割合で利用されていますが、PayPayは特に女性に親和性が高く、キャンペーンでポイントがたくさん還元されたり、支払いしやすいとご好評いただいています。「おが~るシステム」の導入時には、岩手インフォメーション・テクノロジーにご協力いただき現場スタッフ用のチラシを作成しましたが、現場の混乱もなくスムーズに運用できています。困った際も岩手インフォメーション・テクノロジーがリアルタイムに相談に乗ってくださるので大変有難いです。
当初、認定こども園「みどりの風エデュカーレ」で「おが~るシステム」を導入しましたが、2022年5月から系列の3園にも導入予定で進めています。また、子育て支援センターの利用料の支払いなどにもキャッシュレス決済を導入したいと考えています。今後、人口減少、少子化、過疎化が地方から進んでいくことが予想されるため、幼児教育・保育に特化することなく、地域共生を目指し子どもからお年寄りまで皆さんが幸せを感じられるような居場所づくりを目指して事業展開をしていきたいと思っています。
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