LINEヤフー株式会社
コンシューマ事業統括本部 新規事業企画室 新規事業企画チーム 田村 直哉さま
R&D統括本部 プラットフォーム開発本部 セントラル開発1部 リーダー 吉村 耕太郎さま
課題
解決策
効果
スマートフォンの普及が急速に進んでいる。
ECサイトにおいても、その対応が必須になるだろう。
このニーズに早期から応えているのが、SBペイメントサービスだ。
同社のスマートフォン対応「キャリア決済」は、KDDI、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの3キャリアの決済手段をまとめて導入できると評判だ。
「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー(株)が、インターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」のインターネット決済方法として、携帯電話事業者(キャリア)のキャリア決済の導入を進めている。
昨年11月にはKDDIの「auかんたん決済」を導入、12月にはソフトバンクモバイルの「ソフトバンクケータイ支払い」をを導入した。
現在はさらに、NTTドコモの「ドコモ払い」の導入の準備を進めているところだ(2012年1月27日取材時点。現在は「ドコモ払い」も導入済み)。
これらのサービスの導入により、利用者は、「Yahoo!ショッピング」で商品を購入する際、商品代金を毎月の携帯電話料金と合算して支払うことが可能になる。
ヤフー(株) コンシューマ事業統括本部 新規事業企画室 新規事業企画チームの田村直哉氏はその狙いを次のように語る。
「大きな要因の一つは、スマートフォンの普及が急速に進んでいることです。 スマートフォンをお使いのお客様の中には、クレジット番号や口座情報の入力が面倒だという声も多い。
また、クレジットカードを持っていない若いお客様も増えています。
スマートフォンで、より簡単、便利に商品購入代金をお支払いいただける方法として、『キャリア決済』を早期に導入したいと考えていました」。
導入にあたって同社が選んだのが、SBペイメントサービスの「キャリア決済」だ。
ヤフー(株) R&D統括本部 プラットフォーム開発本部 セントラル開発1部 リーダーの吉村耕太郎氏は、その理由を「当社が各キャリアと直接折衝し、その仕様を詰めていくのは大きな労力とコストがかかります。
SBペイメントサービスの『キャリア決済』なら、3キャリアの決済手段をまとめて、スムーズに導入できると思いました」と振り返る。
SBペイメントサービス 営業本部 営業企画部の鈴木和香子担当部長は、「デバイスや利用シーンがどのように進化しても、誰もが使いやすい決済サービスを率先して提供していきたい」と、同社の取り組み姿勢を話す。
普及が加速するスマートフォンへの対応はもちろんその一つだ。
富士キメラ総研『2011スマートフォンビジネス総調査』によれば、15年には、携帯電話の出荷台数のうち、98.3%がスマートフォンになると予測されている。
ECサイトについても、スマートフォンでの決済が必須になるだろう。
「スマートフォンに対応しているか否かで、ECサイトが選ばれるようになるのでは」(ヤフー(株) 田村氏)と言うのもうなずける。
といっても、各キャリアとの接続設定やシステム構築を自社で行うのは容易ではない。
その点について、SBペイメントサービス サービス本部 システム企画部の村田清隆担当マネージャーは、「キャリア毎に異なる規定や仕様への対応はすべて当社が行います。
当社のサービスを利用いただくことで、面倒な作業なく各キャリア決済が導入できます」と自信を見せる。
鈴木担当部長は、「当社なら、各端末に合わせた最適なデザインの決済画面を提供できます。また、スマートフォン向けサービスベンダー協業もしておりますので、スマートフォン専用サイトの構築などもぜひご相談ください」と話す。
SBペイメントサービスは、04年に設立された若い企業だが、累計導入数は1万5000加盟店以上、昨年度の取扱高は9394億円に達している。
さらに、手数料売り上げベースでは約40%と、ネット決済サービスのトップシェアを誇る。(富士キメラ総研調べ/2011 スマートフォンビジネス総調査)
今回紹介したスマートフォン向け「キャリア決済」の導入など、最新のビジネス環境にもいち早く対応している。
クレジットカード決済のほか、コンビニ決済、プリペイドカード決済、電子マネー、ポイント決済、海外向け決済など、多彩な決済手段も用意していることは言うまでもない。
鈴木担当部長は「『キャリア決済』のもう一つのメリットは、多数の携帯電話契約者の送客が見込めることです。
同じように顧客基盤を持つサービス事業者が展開する決済手段は今後注目です。
積極的に展開しているYahoo!ウォレット決済サービスもその一つです」と話す。
村田担当マネージャーも、「新しい決済手段はこれからもさまざまなものが登場すると考えられます。サービス提供会社との接続設定やシステム構築は当社に任せていただき、コア業務に特化いただけるよう支援したい。『まるで息をするように簡単に』決済できる環境を提供することが当社の使命です」と語る。
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