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オンラインとリアルをOMOで統合
新たなマーケティング体験を提供

[2020年3月5日掲載]

キャッシュレス決済代行で豊富な実績を誇るSBペイメントサービス。
同社が次に見据えるのは、顧客の購買情報を生かした付加価値の提供だ。

キャッシュレス決済のデータから付加価値を生み出すのが使命

 オンライン、リアル店舗での決済サービスで豊富な実績を持ち、事業者・加盟店の様々な決済ニーズに対応しているSBペイメントサービス(SBPS)。
 オンラインと実店舗を合わせた導入実績は13万店舗以上(2020年1月時点)、2018年度の取扱高は3兆円規模に達する。
 Mastercard、Visa、UnionPay(銀聯)の国際ブランドライセンスを取得している同社は、カード会社として加盟店業務から決済サービス提供までをワンストップで行っている。ソフトバンクグループの決済情報や決済システムを管理しておりセキュリティの品質は高い評価を得ている。
 2019年は多くの事業者がキャッシュレス決済事業に参入し、QRコードや電子マネーなど現金を使わない決済手段が日本全国に浸透していった。政府によるキャッシュレス決済のポイント還元事業などの後押しもあり、「〇〇Pay」という言葉や仕組みが一気に世間に広まった。
 ECビジネスで培ったノウハウを生かして2016年から「店舗向け決済サービス」を提供してきた同社でも、2019年はリアル店舗の案件を多く手掛けたという。IoTでのキャッシュレス決済や、オムニチャネルの活用など、キャッシュレス化が本格的に始まったという手応えを得た。
 今後はキャッシュレス決済の認知や利用をさらに拡大していく戦略が必要になる。さらに同社では決済データの活用で他社との差別化を図っていくという。

 「2020年は、オンラインとリアル店舗のOMO元年になると見ています。事業者や加盟店がこれまで使いこなすことができなかった、顧客の購買情報。これを活用することで、お客さまの消費行動を促すマーケティングが可能になります。ネガティブな面では不正決済の未然防止にも役立てられる。キャッシュレス決済のデータからいかに付加価値を生み出せるかが、私たちの次のミッションです」常務取締役兼CSOの平田敏昭氏はこう語る。

まだ成功事例があまりない新たなマーケティング・購買体験

 決済データからお客さまの購買行動を解析し、高い精度でさまざまな消費予測やタイムリーな商品提案ができれば、顧客獲得や販売の機会損失を減らし、売り上げのアップも期待できる。そこにはキャッシュレス決済のもつ利便性や効率化に加え、新たなマーケティングの世界が広がる。

 企画推進本部本部長の本郷英幸氏は、こう指摘する。
 「オンラインとリアル店舗の決済データを生かしたマーケティングは必要とされている。しかし、海外も含めて実は成功事例があまりありません。同じブランドの商品をオンラインとリアルで購入するお客さまがいても、データはそれぞれのチャネルごとに所有しているのが普通。シームレスにデータを統合するには、相応の設備投資が必要になるなど、対応できる決済代行事業者も限られてきます」
 決済代行事業者であると同時に、カード会社である同社には、顧客の膨大な購買行動が記録された決済データが蓄積されている。そのビッグデータを解析するのはソフトバンクグループも注力しているAI技術だ。
 キャッシュレス決済を利用する顧客に対しても、同じブランドの欲しかった商品をより安く購入できる提案をするなど、新たな購買体験を提供することで、ロイヤリティを高めることも可能だ。
 「端末にかざすだけで瞬時に支払いが済む非接触のクレジットカード、顔認証を生かした無人決済店舗など、キャッシュレス化の動きはさらに加速していきます。これからも事業者や加盟店のニーズに、応えられるソリューションを提案していきます」と本郷氏。一方、平田氏は「私たちの強みを生かして、加盟店とお客さまが活性化する仕掛けを提案していきます」と意欲を見せる。
 キャッシュレス決済の可能性を広げたければ、同社の決済代行サービスを試してみると良いだろう。

導入事例

導入事例①

(株)バンダイナムコアミューズメント

キャッシュレスで来場者から高評価を獲得


 バンダイナムコアミューズメントでは「アニメとゲームに入る場所 MAZARIA(マザリア)」の開業にあたり、お客様の待ち時間短縮や利便性の向上、スタッフの業務軽減が課題となっていた。そこで豊富な決済手段があるSBPSに「オンライン事前チケット販売」と「店頭自動券売機のキャッシュレス対応」を依頼。事前チケット販売では様々な決済手段により、お客様がお求めになりやすい環境を提供。さらに"ダイレクトイン"でスムーズな入場につながり、来場者からとても好評だった。店頭での自動券売機のキャッシュレス対応は有人窓口の代わりとなりスタッフの業務軽減につながった。
 今後も、電子マネーやQRコード決済(※)など、ニーズの高い決済に順次対応することで顧客満足度を高めていくという。

キャッシュレス決済に対応した、三次元と二次元をつなぐ狭間の世界をテーマにした施設「MAZARIA」は、アニメやゲームの世界を体感できる様々なアクティビティを楽しめる。


※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

導入事例②

(株)ファジアーノ 岡山スポーツクラブ

事前注文と決済で、販売機会を拡大


 ファジアーノ岡山スポーツクラブは、岡山県でJリーグ所属のプロサッカークラブの運営を行っている。スタジアムでの試合日はフードコート「ファジフーズ」の注文に並ぶ待機列の長さが積年の課題だった。SBPSの決済サービスが連携した「Putmenu」を導入したことで、スタジアムから半径2km圏内に入ると飲食の事前注文とクレジットカードでの支払いが可能に。待機列に並ぶ時間が省略され販売機会の拡大とお客様満足度向上に繋がった。スタジアム到着と同時に商品を受け取られるお客様もいる。 
 今後も、スタジアムでの試合以外のイベント体験などを含む観戦体験全体の満足度を高めるための企画や雰囲気づくりに邁進していきたいという。

フードコート「ファジフーズ」では商品の注文から決済までをスマホで行えるオーダーシステム「Putmenu」を導入。行列に並ぶことなく注文でき、事前に決済して、あとは受け取るだけだ。


※2020年3月5日号の『実践! キャッシュレス決済』(日本経済新聞出版社)に掲載された内容であり、同社の許諾を得て掲載しております。
記載されている情報は、掲載時点の内容のため、予告なしに変更される可能性があります。