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【セミナーレポート】秒読み段階に入ったBtoB EC戦略セミナー

2019年12月27日
SBペイメントサービス株式会社

SBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)は、2019年12月5日(木)に株式会社アイル(以下「アイル」)と共催で「秒読み段階に入ったBtoB EC戦略~業務削減でロイヤルカスタマーを掘り起こす~」セミナーを実施しました。当日のセミナーの様子をご紹介します。

当日は、受発注業務に課題をお持ちの事業者さまや今後BtoB EC取引を検討されている事業者さまが中心に参加しました。

当日のセミナー内容

アイルのビジネスパートナー推進統括本部 WEB推進部 江原 智規さまより、「顧客争奪戦に勝ち残るメーカー・卸業のBtoB EC導入成功事例」を講演いただきました。

●メーカー・卸売業の労働生産性の実態

BtoB取引の見積、問合せ、受発注、納品、請求などの業務は、電話やFAXでアナログに行われており、BtoB取引におけるEC化率を見ても19.8%で、約80%がアナログで取引している実態があります。

●BtoBのEC市場動向と専用システムの必要性

業界紙で掲載されているネット通販売上ランキングにおいて、BtoB向けECがTOP10のうち4社がランクインしていることからもBtoB向けECは拡大しているといえます。一方で、BtoB取引には、取引先ごとに卸値や仕入値が異なっているケースや最低注文数が決められているなど、お客さまの要望に応えるBtoB向けECを構築するためにはBtoB専用のECシステムが必要不可欠です。


●BtoB EC導入の成功事例

シューケア用品の卸・小売事業者さま
最大5時間かかっていた作業を30分に大幅短縮!

BtoB ECにすることにより確認作業やミスが削減され、最大5時間かかっていたところ30分に大幅短縮することができました。さらに、ECで商品を一覧にしたことで、新たな注文機会の創出に繋がりました。

●まとめ

BtoB向けECシステムの導入には、BtoB専用のECシステムの構築が必要です。既存の基幹システムとの連携を考慮し、自社の強み、特徴を活かしたシステムの構築することがポイントとなります。
アイルが提供する「アラジンEC」は、BtoB専用ECパッケージシステムであり、事業者さまの要望に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。


続いて、SBPSの営業本部 営業推進部 部長 長田 直樹より、「今BtoB ECで顧客から求められる支払い手段」を講演しました。


●BtoBのクレジットカード決済は利用する側、される側に双方メリットがある!

クレジットカード決済の場合、リアルタイムで与信が行われ、限度額を確認し支払可否を判断します。クレジットカード決済の与信を利用することで、BtoB事業者さま自身で取引先企業の与信審査を行う必要がなく、与信審査の軽減につながります。
購入者事業者さまにもメリットがあります。利用額に応じたポイント付与やWeb明細、レンタカーや出張宿泊予約など、各カード会社ではビジネス向けのさまざまな特典を用意しています。


●アンケートで紐解く、BtoB取引におけるクレジットカード支払いの潜在ニーズ


SBPSでは、実際に店舗を運営している方にWebアンケートを実施しました。回答者は飲食店・美容院のオーナーの方が多い傾向でした。クレジットカードの保有率をヒアリングしたところ、法人の場合は、62.5%となっており、想像以上に法人向けクレジットカードが浸透していることが分かりました。

経費の支払い状況では、クレジットカード利用が約8割、請求書利用が9割以上の結果となっています。実際の支払い内容は、クレジットカードと請求書を比較すると、クレジットカードは、ガス、光熱費、通信費、出張費が多い傾向です。仕入れ費用やポスターなどの販促品は請求書の割合が多い傾向ですが、意外にクレジットカードも経費の支払いで利用さている状況が分かりました。クレジットカードを利用する理由としては、ポイント特典や経費管理の事務処理が簡単になる、資金繰りに左右されない柔軟性などの回答がありました。さらに、発注先企業には約7割の方がクレジットカード決済に対応してほしい回答結果もでています。

▼ユーザーアンケートの詳細はこちら

セミナー終了後のアンケートでは、以下のような参加者さまの声がありました。
・事例が分かりやすく導入したらどうなるかイメージできた(製造販売)
・基幹連携の必要性について納得できました(製造販売)
・クレジットカード決済で与信管理しなくていいという点で営業の負担減となるのは大きい(製造販売)

今後も、SBPSではBtoB事業者さまのビジネスを支援できるよう取り組んでまいります。


※サービス名、所属部門、役職名などは2019年12月時点の情報となります。