プレスリリース

オンライン決済ASPを提供するソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：阿多親市、以下SBPS）と、株式会社システムインテグレータ（本社：さいたま市南区、代表取締役：梅田弘之、東証マザーズ 証券コード3826、以下 システムインテグレータ）は、システムインテグレータが中国向けEC事業者に販売する「SI Web Shopping B to C 多言語版 バージョン1.0」（以下 「SI Web Shopping 多言語版」）に、SBPSが提供する中国最大規模のオンライン決済サービス「Alipay 国際決済」を標準決済機能として実装することで合意しました。

「Alipay 国際決済」は、中国での1日の取扱高が7億人民元、会員数約２億人（2009年7月現在、アリペイドットコム調べ）、中国オンライン決済市場でシェア59%*1 を占める中国最大規模のオンライン決済会社アリペイドットコム リミテッド[支付宝（中国）網絡技術有限公司]が提供する国際決済サービスです。SBPSは、2008年12月から「Alipay 国際決済」の日本企業への提供を開始しており、すでに100社以上の加盟店に導入していただいています。

今回、SBPSとシステムインテグレータが協力し、「Alipay 国際決済」を多言語ECパッケージの標準機能として実装し、EC事業者が容易に「Alipay 国際決済」を利用できるように支援いたします。これにより、「SI Web Shopping多言語版」を導入するEC事業者は、個別に決済システムの開発を行うことなく、中国向けEC市場において「Alipay 国際決済」による代金回収が可能となります。

SBPSは、主要なECパッケージベンダー、ECシステム構築会社に、自社の海外向けECパッケージ製品に対して「Alipay 国際決済」実装の標準化を積極的に推進し、今後1年間で約10社のECパッケージへの提供を目標にしています。またシステムインテグレータでは、中国向けECを展開する事業者に対して、「SI Web Shopping　多言語版」を軸とし、決済、物流、マーケティング、サポートなどECソリューションをトータルで提供します。

SBPSとシステムインテグレータは、今後も成長が見込まれる中国EC市場において、EC事業者の海外市場参入を支援する取り組みを積極的に行いその発展に貢献してまいります。